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キャブオーバー型のキャンピングカー(古い型)撮影 Riley from Christchurch, New Zealand / CC BY 2.0
キャブコン

HAYATE リアエントランスモデル

NTB・1,309万円

写真はキャブコンの形の一例(この車ではありません)。この車の写真はメーカーの許諾後に掲載します。

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この車の要点

日本特種ボディー(NTB)が「だれでもキャブコン」をテーマに、いすゞのキャンピングカー専用シャシ「Travio」で作ったキャブコンのうち、入口を車の後ろ寄りに置いたモデル。全長4,940mm・全幅1,770mm、最小回転半径4.4m、車両総重量3,275kg(定員乗車時)で、公式はAT限定普通免許で運転できると説明する。乗車7名・就寝5名、家庭用エアコン・FFヒーター・リチウムイオン5kWhが標準。[1][2]

価格車両価格(税込み・価格表の表記)リヤエントランスモデル 2WD 13,091,600円(2026年7月版)

主な数字(公式の諸元)

区分(形)キャブコン(ベース車から日本RV協会の図鑑の分け方で判定)
ベース車両いすゞTravio(型式 3DF-NHR87AF)[2]
車両サイズ(全長×車幅×全高)4,940×1,770×2,980mm(車幅はオーニング含まず、全高は標準ファン含む)[2]
車両重量2,890kg[2]
車両総重量3,275kg(定員乗車時)[2]
積載可能重量定員乗車時 215kg(標準仕様)[2]
エンジンRZ4E 1.9L直列4気筒ディーゼル。最高出力88kW(120PS)、最大トルク320N・m(32.6kgf・m)[2]
トランスミッション6速AT[2]
駆動2WD[2]
燃費・燃料タンク13.6km/L〈JC08モード〉/10.8km/L〈WLTCモード〉(架装前の数値)・燃料タンク70L[2]
最小回転半径4.4m[2]
乗車定員7名[2]
就寝定員5名[2]
価格13,091,600円(税込み・2WD)[1]

外観とベース車

ベースは、いすゞが2024年に出したキャンピングカー専用シャシ「Travio」(型式 3DF-NHR87AF)。公式は、「だれでもトラック」のキャッチフレーズで出たISUZU ELF MIOと同じカテゴリーの車と説明しています。

車両サイズは全長4,940mm・車幅1,770mm(オーニング含まず)・全高2,980mm(標準ファン含む)、最小回転半径4.4m。公式は「乗用車と変わらぬ全幅」と打ち出しています。車両重量2,890kg、車両総重量3,275kg(定員乗車時)、定員が乗った状態で積める荷物は215kg。シェルは軽量・高強度のオールFRP製と公式に記載。

エンジンはRZ4E(1.9Lの直列4気筒ディーゼル、最高出力88kW、最大トルク320N・m)、変速は6速AT、駆動は2WDのみ。燃費は架装前の数値で13.6km/L〈JC08モード〉・10.8km/L〈WLTCモード〉、燃料タンク70L。車種ページの説明文には高速燃費12.5km/L・街乗り11.2km/Lとも書かれています。後輪はダブルタイヤで、オルタネーターは12V-150A。

外装の標準装備は、アクリル二重式でブラインド・網戸付きの窓(バンクベッド左右・ダイネット左右・マルチルーム・リア面)、キャビン連動ロックのエントランスドア。価格表の標準装備の表には「電動ステップ」「外部収納」「ハイマウントストップランプ」の項目名だけがあり、内容の記載はありません(電動ステップとハイマウントストップランプは車種ページの標準装備にも載っています)。運転席まわりは、車線逸脱・車間距離等警報・プリクラッシュブレーキ・ブラインドスポットモニター・誤発進抑制機能などの先進安全装置、カロッツェリアの楽ナビ、ETC2.0、常時後方表示モニター、前後ドライブレコーダーが標準です。

この節の出典:[1][2]

室内のつくり

公式の間取り図(レイアウト図)は車種ページ・価格表のどちらにも見当たりませんでした。車種ページは「コンパクトボディの中に対面シート、サイドベンチ、マルチルームを備え、リアエントランス仕様による開放感のある室内空間」と説明しています。価格表の装備の置き場所と合わせると次のとおりです。

バンクベッド左右に窓、カーテン、左にコンセント。バンクベッドラダーは標準(価格表に項目名のみ・内容の記載なし)。[1]
対面シート(ダイネット)昇降式のダイネットテーブル。後ろの席は2ndシート(2点式)と3rdシート(3点式)のシートベルト。2ndシートの足元にコンセント。左右に窓。[1]
サイドベンチ(横掛けシート)横掛けシートの中にポータブル電源用コンセント(標準)。[1]
ギャレー(キッチン)ガラス蓋付きのシンク、46Lの冷蔵庫、電子レンジ。下にバゲッジドア、コンセントあり。[1]
リア作業台・入口車の後ろ寄りにエントランス(リアエントランス)。リア作業台にコンセント。リア面に窓。[1]
マルチルームアクリル窓・バゲッジドア・上部収納棚、防水コンセント。FFヒーターの吹出口がある。トイレ・シャワーの設定は公式の資料に記載なし(電気ボイラーシステムは取り扱いなしと明記)。[1]

この節の出典:[1][2]

寝床(大きさ・人数・作り方)

就寝定員は5名(諸元表)。公式は「大人5人が就寝出来る広大な室内空間」と説明しています。ベッドの寸法(長さ×幅)は公式の資料に記載なし。

バンクベッド価格表の窓・カーテン・コンセントの欄に「バンクベッド」とある。大きさは公式の資料に記載なし。[1]
ダイネットのベッド作り方・大きさは公式の資料に記載なし。
5名の内訳どのベッドに何名かは公式の資料に記載なし

この節の出典:[1][2]

キッチン・水回り・トイレ

シンクガラス蓋付き(標準)。[1]
水のタンク20Lのポリタンク式(標準。価格表の表記は「清水・排水タンク 20Lポリタンク式」)。[1]
温水・シャワー設定なし。価格表に「電気ボイラーシステム(シャワー設備)のお取り扱いはございません」と記載。[1]
冷蔵庫容量46L(標準)。[1]
電子レンジヘルツフリー(50Hz/60Hz共用)(標準)。[1]
トイレ公式の資料に記載なし(価格表のオプションにも無い)

電気

サブバッテリーリチウムイオンバッテリー5kWh×1個(標準)。追加の設定は価格表に無い。[1]
ソーラーパネルオプション:585W(195W×3枚)250,000円。[1]
インバーター2000W(標準)。[1]
走行充電価格表の表記は「24V 20A」(標準)。[1]
ベース車のジェネレーター12V-150A オルタネーター(いすゞTravio諸元)。[2]
外部電源AC100V外部充電器 12.5A/360W、外部充電コード付き(標準)。外部100V出力コンセント(ボディ面・スカート内)は各40,595円のオプション。[1]
その他バッテリーモニター、室内用DCDCコンバーター30A、室内AC100Vコンセント(バンクベッド左・2ndシート足元・ギャレー・リア作業台・マルチルーム(防水))、横掛けシート内のポータブル電源用コンセントが標準。[1]
電装のステップアップ(車種ページ)公式は「NTBの先進電装システムへのステップアップも可能」と説明。内容と価格は価格表に記載なし。[2]

暖房・冷房・換気

ベース車のエアコン「フルオートエアコン」(車種ページの諸元表の「内装」の欄)[2]
冷房家庭用エアコン 三菱 霧ヶ峰(標準)。[1]
FFヒーターベバスト製(標準)。吹出口はダイネットとマルチルーム。[1]
換気扇(価格表)標準装備の表に「ダイネット換気扇」の項目名のみ(内容の記載なし)。マックスファン(リモコンなし)はオプション87,300円。[1]
換気扇(車種ページ)標準装備に「ダイネット換気扇」とある。[2]
窓アクリル二重式・ブラインド・網戸付き(標準)。[1]

収納

バゲッジドアギャレー下・マルチルーム(標準)。[1]
外部収納標準(価格表に項目名のみ・内容の記載なし)。容量は公式の資料に記載なし。[1]
マルチルーム上部収納棚(標準)。[1]
積める荷物の重さ定員7名が乗った状態で215kg(車種ページ)。[2]

グレードと選べる装備

価格表にあるのはリヤエントランスモデルの2WDの1種類だけです。価格表には「HAYATEシリーズは自由設計を承っておりません」とあります。

電装系オプション(税込・取付工賃込)ソーラーパネル585W 250,000円/マックスファン(リモコンなし)87,300円/外部100V出力コンセント(ボディ面)40,595円・(スカート内)40,595円/下廻り防錆塗装 171,050円[1]
内外装オプション(税込・取付工賃込)サイドオーニング(3.0m)203,280円/エントランスLEDポーチライト 46,851円/サラウンドアイ 528,527円/19型ビエラTV(地デジアンテナあり 133,260円・なし 69,130円)/ナビサブ・リアモニ配線 41,140円[1]
仕様の打ち合わせ標準5時間込み。超えた分は1時間あたり8,800円。[1]

この節の出典:[1][2]

価格の内訳

本体の表示車両価格(税込み)13,091,600円。リヤエントランスモデル 2WD(2026年7月版)。価格表の表記は「車両価格(税込み)」。[1]
含まれる物上の標準装備一式(家庭用エアコン・FFヒーター・2000Wインバーター・リチウムイオン5kWh・46L冷蔵庫など)。ソーラーパネルは含まれない。[1]

乗車定員と就寝定員の違い

乗車定員は7名、就寝定員は5名(諸元表)。後ろの席は2ndシート(2点式)と3rdシート(3点式)のシートベルト。各列の人数は公式の資料に記載なし。公式は、老夫婦・若い息子・娘夫婦・孫の3世帯での旅行も可能、と使い方の例を挙げています。寝る5名の内訳は公式の資料に記載なし。定員が乗ると積める荷物は215kgまでです。

この節の出典:[1][2]

免許・車検の区分

ナンバー公式の資料に記載なし(8ナンバーかどうかは書かれていない)。
必要な免許車両総重量3,275kg(定員乗車時・車種ページ)。公式は「車両総重量3.5t未満なので普通免許でも運転可能」「6速オートマチックなのでAT限定普通免許で運転可能」と説明。道路交通法施行規則第2条では車両総重量3,500kg未満で乗車定員11人未満なら普通自動車に当たる。[3][4][5]
車検の有効期間ナンバーの区分が公式に書かれていないため決められない。道路運送車両法第61条と同施行規則第37条第3項第6号の「特種の用途に供する自家用自動車」(8ナンバー)なら初回も2回目以降も2年、それ以外の自家用乗用自動車なら初回3年。RVテラスの条文の読み方で、実際の期間は販売店・運輸支局で確かめること。[3][4][5]

どんな使い方に向くか(公式の打ち出しと数字から)

公式のテーマは「だれでもキャブコン」。全長4,940mm・車幅1,770mm・最小回転半径4.4mの小さな車体と、AT限定普通免許で運転できること(車両総重量3,275kg)を打ち出し、観光地や都市部の狭い路地、路肩に草の茂る田舎道も走りやすいと説明しています。

家庭用エアコンとFFヒーターが標準で、公式は「年間を通して快適な旅行が可能」としています。一方で水は20Lのポリタンク式で、シャワーの設定は無く、トイレも価格表に載っていません。冷蔵庫は46Lです。

定員7名が乗った時に積める荷物は215kg(諸元表)。

この節の出典:[1][2]

公式の資料に記載が無かった項目

次の項目は、日本特種ボディー(NTB)の公式ページ(下の出典)に記載がありませんでした。推測の数字は書いていません。購入・レンタルの前に販売店で確かめてください。

  • 間取り図
  • ベッドの寸法
  • 就寝5名の内訳
  • コンロ
  • トイレ
  • ナンバー区分(8ナンバーか)
  • ダイネット換気扇の中身
  • 外部収納の容量
  • 断熱の仕様
  • 先進電装システムへのステップアップの内容・価格
  • 諸費用

出典

  1. 日本特種ボディー株式会社「HAYATE リヤエントランスモデル 価格表 2026年7月版(標準装備・オプション価格表。PDFの画像を書き起こし)」 https://ntbcamp.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/HAYATEリヤエントランスモデル価格表2026.7.6.pdf(2026-10-18 に確認)
  2. 日本特種ボディー株式会社「HAYATEリアエントランスモデル(車種ページ・諸元・標準装備)」 https://ntbcamp.co.jp/line-ups/hayate_rear_entrance/(2026-10-18 に確認)
  3. e-Gov 法令検索「道路交通法施行規則 第2条(自動車の種類と車両総重量)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/335M50000002060
  4. e-Gov 法令検索「道路運送車両法 第61条(自動車検査証の有効期間)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000185
  5. e-Gov 法令検索「道路運送車両法施行規則 第37条第3項」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326M50000800074

値はメーカーの公式の表示どおり。仕様・価格は予告なく変わることがあります。「免許・車検の区分」の条文の当てはめはRVテラスの読み方で、実際は販売店・運輸支局で確かめてください。

この車の形:キャブコン

キャブコンの定義・見分け方・向いている人・大きさと価格の幅は「キャブコンとは」で、ほかの形との違いは基本の分け方の一覧で説明しています。

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