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フィアット デュカトのキャンパー撮影 order_242 from Chile / CC BY-SA 2.0
キャブコン

EXPEDITION EAGLE

NTB・1,400万円

写真はキャブコンの形の一例(この車ではありません)。この車の写真はメーカーの許諾後に掲載します。

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この車の要点

日本特種ボディー(NTB)が災害復興支援団体「日本笑顔プロジェクト」と共同開発した、オフロード系のキャブコン。いすゞBe-cam ハイキャブ2.0tに、シャシーと分けて載せたシェル(居室の箱)を組み合わせ、車体がねじれる幅を大きく取ったと説明する。電装式の昇降式2段ベッド、外履きのまま入れる防水パンの床を持ち、乗車7名・就寝4名、全長5,100mm。[1][2]

価格車両価格(税込み・取付工賃込)2WD 13,996,700円/4WD 15,316,700円(2026年2月版。価格表の表記は「車両価格(税込み)」)

主な数字(公式の諸元)

区分(形)キャブコン(本文の形の言葉は店のメニュー・見出しの一覧だけ。公式のベース車(いすゞ 新型Be-cam ハイキャブ 2.0t)でキャブコン)
ベース車両キャンピングカー専用シャシー いすゞ新Be-cam ハイキャブ2.0t(型式 2TG-NMR88AM)[2]
車両サイズ(全長×車幅×全高)5,100×1990×2,990mm(全高は2WD・4WDとも2,990mm)[2]
車両総重量リアエントランス:3805kg(車両重量に乗員定員7名が乗った重量)[2]
最低地上高約170mm(キャビン下 実測)。車高上げて200mm[2]
エンジン4JZ1-TCS 2.999L 直列4気筒直噴式ディーゼル。最高出力110kW(150PS)、最大トルク375N・m(38.2kg・m)[2]
トランスミッションMYR-9S 電子制御式自動9段変速機ISIM[2]
駆動2WD/4WD[2]
燃費・燃料タンク11.8km/L〈重量車モード〉・燃料タンク70L(2WDの諸元)[2]
乗車定員7人[2]
就寝定員4人[2]
価格2WD 13,996,700円/4WD 15,316,700円(税込み・取付工賃込)[1]
ナンバー区分公式の資料に記載なし

外観とベース車

ベースは、いすゞのキャンピングカー専用シャシー「新Be-cam」のハイキャブ2.0t(型式 2TG-NMR88AM)。EXPEDITIONは「冒険者・探検者」の意味と公式は説明し、居住性と悪路の走破性を両立させたオフロード系キャンピングカーとしています。運転席の後ろに居室の箱(シェル)を載せたキャブコンです。

公式が挙げる走りのつくりは、シャシーとシェルをあえて一体にせず分けて載せ、車体がねじれる範囲を大きく取ったこと。デパーチャーアングル(車の後ろの地面との角度の余裕)は通常のキャンピングカーの2倍以上(NTB比)と説明しています。最低地上高は約170mm(キャビン下の実測)、車高を上げて200mmとあります。

車両サイズは全長5,100mm・車幅1990mm・全高2,990mm(2WD・4WDとも)。車両総重量はリアエントランスで3805kg(乗員7名が乗った重さ)。エンジンは4JZ1-TCS(2.999Lの直列4気筒ディーゼル、最高出力110kW、最大トルク375N・m)、変速は電子制御式の自動9段変速機ISIM、燃費11.8km/L〈重量車モード〉、燃料タンク70L。駆動は2WDと4WD。

外装の標準装備は、アクリル製二重式でブラインド・網戸付きの窓(左右ダイネット・ギャレー・マルチルーム)。価格表の標準装備の表には「エントランスドア」「電動ステップ」「ルーフキャリア&ラダー」「ハイマウントストップランプ」の項目名だけがあり、内容の記載はありません。キャビン上作業灯(Φ200mm×2個)はオプション95,026円。運転席まわりは先進安全装置(ELFプレミアムパックに準拠)、カロッツェリアの楽ナビ、ETC2.0、7型ワイドの常時後方表示モニター、前後ドライブレコーダーが標準です。

この節の出典:[1][2]

室内のつくり(前から後ろへ)

車種ページに「内装平面図」があります(文字の部屋名は無く、寸法線の数字だけ)。図と価格表を合わせて前から読むと次のとおりです。

運転席(キャビン・平面図)平面図に座席が3つ。[3]
キャビンアクセス(価格表)「キャビンアクセス(仕切りカーテン付き)」はオプション220,000円。[1]
ダイネット(平面図)車の左右の壁に沿った長い座席が2つ。その間に板①②(345・910の寸法)が並ぶ。[3]
ダイネット(価格表)横掛シート(2点式シートベルト)、昇降・スライド式のテーブル、4連ドリンクホルダー。左右シートの下に車外から開けるバゲッジドア。[1]
昇降式2段ベッド電装式・安全装置付き(標準)。価格表のカーテンの欄に「ベッド上下」とある。置き場所・大きさは公式の資料に記載なし。昇降ベッドラダーはオプション23,100円。[1]
冷蔵庫タワー(価格表)72Lの冷蔵庫(価格表のコンセントの欄に「冷蔵庫タワー」)。[1]
座席の後ろの区画(平面図)座席の後ろの上側に雪の印の区画がある。[3]
ギャレー(価格表)シングル蛇口・ガラス蓋付きのシンク、電子レンジ。下にバゲッジドア。[1]
シンクのまわり(平面図)四角いシンク(345の寸法)の横に板③④(450の寸法)。[3]
マルチルーム(車種ページ)公式は「マルチルームにあるトイレまで外履きのままでもアプローチを可能に」と説明。[2]
マルチルーム(価格表)防水パン・防水コンセント・換気扇(キノコベント)が標準。ラップ式トイレはオプション。[1]
エントランス(価格表)エントランス防水パンは標準(価格表に項目名のみ・内容の記載なし)。エントランスにカーテン。[1]
エントランス(車種ページ)公式はエントランス部分に防水パンを敷き詰めたと説明。諸元表の車両総重量に「リアエントランス」とある。[2]
後ろの通路と扉(平面図)後ろの真ん中にすのこ状の床の通路、下側の後ろ寄りに外へ開く扉。[3]

この節の出典:[1][2][3]

寝床(大きさ・人数・作り方)

就寝定員は4人(車種ページの諸元表)。ベッドの寸法(長さ×幅)は公式の資料に記載なし。

昇降式2段ベッド電装式・安全装置付き(標準)。大きさは公式の資料に記載なし。[1]
ダイネットのベッド昇降式のテーブルを使ったベッドになるかは公式の資料に記載なし。
4人の内訳どのベッドに何人かは公式の資料に記載なし

この節の出典:[1][2]

キッチン・水回り・トイレ

シンクシングル蛇口・ガラス蓋付き(標準)。[1]
水のタンク(価格表)20Lのポリタンク式(標準)。清水タンク48L&排水タンク50Lはオプション158,400円(価格表の表記は「外部収納不可」)。[1]
水のタンク(車種ページ)標準装備に「清水タンク20L/排水タンク20L(ポリタンク式)」。[2]
温水・シャワーオプション。電気ボイラーシステム 793,542円(電気温水器・2000Wインバーター・清水タンク48L・排水タンク50L・シンク混合栓・マルチルーム防水パン・シャワーとシャワー家具とシャワーカーテン・フロージェットポンプ・アキュムレタータンク)。[1]
冷蔵庫容量72L(標準)。[1]
電子レンジヘルツフリー(50Hz/60Hz共用)(標準)。[1]
コンロ公式の資料に記載なし
トイレオプション。ラップ式トイレ3種:ラップルTYPE-B 258,000円/ラップポントレッカー 221,100円/ラップポンサニー 121,000円。[1]

電気

サブバッテリー(価格表)リチウムイオンバッテリー5kWh×1個(標準)。1個追加はオプション450,000円。[1]
サブバッテリー(車種ページ)諸元表の「バッテリーの種類と容量」は「リチウム5kwh~リチウム10kwh」。[2]
ソーラーパネル(価格表)オプション:585W(195W×3枚)250,000円。[1]
ソーラーパネル(車種ページ)諸元表の「ソーラーパネル最大能力」は585W(195W×3枚)。オプションの欄にも挙げる。[2]
インバーター(バッテリーの電気→AC100V)2000W(標準)。オプションの電気ボイラーシステムに2000Wインバーターがもう1台含まれる。[1]
走行充電24V 25Aの走行充電器(標準)。大容量走行充電システム「エネクルーズブロック2」はオプション1,380,000円。[1]
ベース車のジェネレーター24V 90A大容量オルタネーター(いすゞBe-cam ハイキャブ2.0t 諸元)。[2]
外部電源(家庭用コンセントからの充電)AC100V外部充電器 12.5A 360W、外部充電コード付き(標準)。[1]
その他バッテリーモニター、室内用DCDCコンバーター30A、室内AC100Vコンセント(ダイネット足元・冷蔵庫タワー・ギャレー・リアコーナー)とマルチルーム内の防水コンセントが標準。[1]

暖房・冷房・換気

冷房家庭用エアコン 三菱 霧ヶ峰(標準)。[1]
FFヒーター(エンジンを止めて使う暖房)ベバスト製(標準)。吹出口はダイネットとマルチルーム。[1]
換気扇ダイネットにマックスファン(リモコン式)、マルチルームにキノコベント(いずれも標準)。[1]
窓アクリル製二重式・ブラインド・網戸付き(標準)。マルチルームのアクリル窓追加はオプション70,000円。[1]
断熱の仕様公式の資料に記載なし

収納

バゲッジドア(車外から出し入れする扉)左右シート下・ギャレー下・マルチルーム(標準)。[1]
床下収納公式は床下収納などで収納性を高め、多くの物資を積めるようにしたと説明。容量は公式の資料に記載なし。[2]
屋根の上ルーフキャリア&ラダーは標準(価格表に項目名のみ・内容の記載なし)。[1]
マルチルームハンガーパイプはオプション13,915円。[1]

グレードと選べる装備

選べるのは駆動(2WD/4WD)。価格表には「EXPEDITION EAGLEは自由設計を承っておりません」とあります。

外装オプション(税込・取付工賃込)サイドオーニング(3m手動)203,280円/センサー付エントランスLEDポーチライト 46,851円/サラウンドアイ 528,527円/ソーラーパネル585W 250,000円/キャビン上作業灯×2個 95,026円/キャビンアクセス(仕切りカーテン付き)220,000円/アクリル窓追加(マルチルーム)70,000円/下廻り防錆塗装 171,050円/電気ボイラーシステム 793,542円[1]
内装オプション(税込・取付工賃込)エネクルーズブロック2 1,380,000円/リチウムイオンバッテリー5kWh追加 450,000円/カーナビ グレードアップ(サイバーナビ)156,200円/ナビサブ・リアモニ配線 41,140円/19型TVプライベートビエラ(地デジアンテナ含む)139,700円/昇降ベッドラダー 23,100円/清水タンク48L&排水タンク50L 158,400円/ラップ式トイレ(121,000円〜258,000円)/マルチルーム ハンガーパイプ 13,915円/防水パン水抜きドレン加工 22,506円[1]
仕様の打ち合わせ標準5時間込み。超えた分は1時間あたり8,800円。[1]

この節の出典:[1][2]

価格の内訳

本体の表示車両価格(税込み・取付工賃込)2WD 13,996,700円/4WD 15,316,700円(2026年2月版)。価格表の表記は「車両価格(税込み)」。[1]
含まれる物上の標準装備一式(家庭用エアコン・FFヒーター・2000Wインバーター・リチウムイオン5kWh・72L冷蔵庫・電動の昇降式2段ベッドなど)。ソーラーパネル・シャワー・トイレは含まれない。[1]
諸費用(登録費用・税金など)公式の資料に記載なし

乗車定員と就寝定員の違い

乗車定員は7人、就寝定員は4人(車種ページの諸元表)。平面図では運転席の部分に座席が3つ、後ろの居室に向かい合う横掛シートがあり、横掛シートは2点式のシートベルトです。寝る4人の内訳は公式の資料に記載なし。

この節の出典:[1][2][3]

免許・車検の区分

ナンバー公式の資料に記載なし(8ナンバーかどうかは書かれていない)。
必要な免許車両総重量はリアエントランスで3805kg(定員7名乗車時・車種ページ)。道路交通法施行規則第2条では、車両総重量3,500kg以上7,500kg未満は準中型自動車。この数字なら普通免許(車両総重量3,500kg未満)では運転できない。4WDの重さは記載がないため、車検証の「車両総重量」で確かめること。[4][5][6]
車検の有効期間ナンバーの区分が公式に書かれていないため決められない。道路運送車両法第61条と同施行規則第37条第3項第6号の「特種の用途に供する自家用自動車」(8ナンバー)なら初回も2回目以降も2年、それ以外の自家用乗用自動車なら初回3年。RVテラスの条文の読み方で、実際の期間は販売店・運輸支局で確かめること。[4][5][6]

どんな使い方に向くか(公式の打ち出しと数字から)

公式の打ち出しは「踏み込めずにいた新たな領域へ」。険しい山道など、路面の凹凸がそろわない悪路でも路面に追従する走りをうたい、ふだんのアウトドアと災害時の両方に使う「デュアルユース」「有事発想」の車としています。

開発の背景として公式は、豪雪で立ち往生した車の救援に向かうボランティアが休憩施設との往復に苦労し、トラックで仮眠を取った例を挙げ、「もう少し現場の近くで使いたい」「外履きのままで使用できれば」という声に応えたと説明しています。公式は、エントランスに防水パンを敷き詰めてマルチルームのトイレまで外履きのまま行けること、床下収納などで多くの物資を積めることを挙げています。

水は20Lのポリタンク式、ソーラー・シャワー・トイレはオプションです。全長5,100mm・全高2,990mm・車両総重量3805kg(諸元表)。免許は下の「免許・車検の区分」を参照。

この節の出典:[1][2]

公式の資料に記載が無かった項目

次の項目は、日本特種ボディー(NTB)の公式ページ(下の出典)に記載がありませんでした。推測の数字は書いていません。購入・レンタルの前に販売店で確かめてください。

  • ベッドの寸法
  • 昇降式2段ベッドの置き場所
  • 就寝4人の内訳
  • コンロ
  • ナンバー区分(8ナンバーか)
  • 4WDの諸元・重量
  • 収納の容量
  • 断熱の仕様
  • 諸費用

出典

  1. 日本特種ボディー株式会社「EXPEDITION EAGLE 価格表 2026年2月版(取付工賃込・標準装備・オプション価格表。PDFの画像を書き起こし)」 https://ntbcamp.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/EXPEDITION-EAGLE-価格表-2026年2月改定.pdf(2026-10-18 に確認)
  2. 日本特種ボディー株式会社「EXPEDITION EAGLE(車種ページ・開発の背景・諸元・標準装備)」 https://ntbcamp.co.jp/line-ups/eagle/(2026-10-18 に確認)
  3. 日本特種ボディー株式会社「同じページの「内装平面図」(画像を書き起こし)」 https://ntbcamp.co.jp/wp-content/uploads/2024/07/heimenzu-600x338-1.webp(2026-10-18 に確認)
  4. e-Gov 法令検索「道路交通法施行規則 第2条(自動車の種類と車両総重量)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/335M50000002060
  5. e-Gov 法令検索「道路運送車両法 第61条(自動車検査証の有効期間)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000185
  6. e-Gov 法令検索「道路運送車両法施行規則 第37条第3項」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326M50000800074

値はメーカーの公式の表示どおり。仕様・価格は予告なく変わることがあります。「免許・車検の区分」の条文の当てはめはRVテラスの読み方で、実際は販売店・運輸支局で確かめてください。

この車の形:キャブコン

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