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キャブコン

EXPEDITION EAGLEⅡ

NTB

1,514万円

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この車の要点

日本特種ボディー(NTB)が災害復興支援団体と共同開発した「有事」にも使えるオフロード系キャンピングカー「EXPEDITION EAGLE」の発展型。いすゞBe-cam ハイキャブ2.0tがベースのキャブコンで、大人3名が寝られるバンクベッド(1800×1500mm)を加え、就寝は最大5名、乗車7名。全長5,410mm(スペアタイヤ210mm含む)で、車体の後ろにスペアタイヤを背負う。[1][2]

価格車両価格(税込み・取付工賃込)2WD 15,137,300円/4WD 16,457,300円(2026年2月版。価格表の表記は「車両価格(税込み)」)

主な数字(公式の諸元)

区分(形)キャブコン(ベース車から日本RV協会の図鑑の分け方で判定)
ベース車両キャンピングカー専用シャシー いすゞ新Be-cam ハイキャブ2.0t(型式 2TG-NMR88AM)[2]
車両サイズ(全長×車幅×全高)5,410×1,990×3,100mm(全長はスペアタイヤ210mm含む)[2]
車両総重量リアエントランス:3955kg(車両重量に乗員定員7名が乗った重量)[2]
エンジン4JZ1-TCS 2.999L 直列4気筒直噴式ディーゼル。最高出力110kW(150PS)、最大トルク375N・m(38.2kg・m)[2]
トランスミッションMYR-9S 電子制御式自動9段変速機ISIM[2]
駆動2WD/4WD[2]
燃費・燃料タンク11.8km/L〈重量車モード〉・燃料タンク70L(2WDの諸元)[2]
乗車定員7名(フロントキャビン3名・リアキャビン4名)[2]
就寝定員5名[2]
価格2WD 15,137,300円/4WD 16,457,300円(税込み・取付工賃込)[1]

外観とベース車

ベースは、いすゞのキャンピングカー専用シャシー「新Be-cam」のハイキャブ2.0t(型式 2TG-NMR88AM)。公式は、元の「EXPEDITION EAGLE」を、災害の現場を知る災害復興支援団体との共同開発で生まれた、「有事」にも使える日本初の量産型アウトドアビークルと説明し、ⅡはEAGLEにバンクベッドを足し、大容量ソーラーを積めるようにした車としています。

車両サイズは全長5,410mm(後ろに背負うスペアタイヤ210mmを含む)・車幅1,990mm・全高3,100mm。車両総重量はリアエントランスで3955kg(乗員7名が乗った重さ)。エンジンは4JZ1-TCS(2.999Lの直列4気筒ディーゼル、最高出力110kW、最大トルク375N・m)、変速は電子制御式の自動9段変速機ISIM、燃費11.8km/L〈重量車モード〉、燃料タンク70L。駆動は2WDと4WD。

外まわりは、車体の両側にベンチシートの下の収納庫を開けるドア、右後部にマルチルームへのバゲッジドア、リヤナンバープレートの所に外部100V入力ソケット、電動格納(安全装置付き)のドアステップ。窓はアクリル製二重式でブラインド・網戸付き(バンクベッド左右・ダイネット左右・ギャレー・マルチルーム)。オプションにキャビン上作業灯(ライトバー)131,878円があり、車種ページは「法令上は霧灯ではなく作業灯に該当」と注記しています。

運転席まわりは先進安全装置(ELFプレミアムパックに準拠)、カロッツェリアの楽ナビ、ETC2.0、7型ワイドの常時後方表示モニター、前後ドライブレコーダーが標準です。

この節の出典:[1][2]

室内のつくり

車種ページに「内装図」として通常時と就寝時の平面図があります。図には部屋の名前・寸法が書かれていないため、図と写真の説明文を合わせて前から読むと次のとおりです。

運転席(フロントキャビン)3名が乗る(諸元表)。公式は、オプションで運転席から後ろのキャビンへ移動できるウォークスルーを増設できると説明。[2]
キャビンアクセス(価格表)「キャビンアクセス(仕切りカーテン付き)」はオプション220,000円。[1]
バンクベッド1800×1500mm。大人3名が就寝できると公式に記載。使わない時は寝具の収納場所にも使えると説明。[2]
ダイネット(車種ページ)公式は「6~7名がゆったりと座れます」「走行中は4名まで乗車可能」と説明。床下にも収納がある。[2]
ダイネット(価格表)昇降・スライド式のテーブル、4連ドリンクホルダー。横掛シートは2点式シートベルト。[1]
ダイネット(内装図)テーブルを長い座席2つと前側の短い座席が囲む形。[3]
キッチンガラス蓋付きシンク・電子レンジ・72L冷蔵庫。[2]
家庭用エアコン(車種ページ)写真の説明に「リヤカウンター上部には家庭用エアコン(OP)も装備可能」「写真のエアコンはオプション」とある。[2]
家庭用エアコン(価格表)標準装備の表に「家庭用エアコン 三菱 霧ヶ峰」。車種ページと食い違うので販売店で確かめること。[1]
大型収納庫・ルーフキャビネットクローゼットとしても使える大型収納庫と、扉付きのルーフサイドの収納キャビネット。[2]
マルチルーム防水パン・防水コンセント・換気扇(キノコベント)。ラップ式トイレと電気ボイラーシステム(シャワー)はオプション。[1]
マルチルームへの扉(車種ページ)ボディ右後部に、マルチルームにアクセスできるバゲッジドアがあると説明。[2]
入口の床入口からマルチルームまで、水洗いできる防水パンフロア。外履きのまま入れると公式に記載。[2]

この節の出典:[1][2][3]

寝床(大きさ・人数・作り方)

就寝定員は5名(諸元表。冒頭の説明でも「最大就寝人数は5名」)。

バンクベッド1800×1500mm。大人3名が就寝できると公式に記載。[2]
フロアベッド(ダイネット)1800×1300mm。ダイネットのテーブルを下げて背もたれマットを入れるだけで作る、と公式に記載。[2]
内装図の就寝時座席とテーブルのあった部分が、座面の板で全面ふさがった形に変わる。[3]
5名の内訳内訳は公式の資料に記載なし

この節の出典:[2][3]

キッチン・水回り・トイレ

シンクシングル蛇口・ガラス蓋付き(標準)。[1]
水のタンク(価格表)20Lのポリタンク式(標準)。清水タンク48L&排水タンク50Lはオプション158,400円。[1]
水のタンク(車種ページ)標準装備に「清水タンク20L/排水タンク20L(ポリタンク式)」。[2]
温水・シャワーオプション。電気ボイラーシステム 793,542円(電気温水器・2000Wインバーター・清水タンク48L・排水タンク50L・シンク混合栓・マルチルーム防水パン・シャワーとシャワー家具とシャワーカーテン・フロージェットポンプ・アキュムレタータンク)。[1]
シャワーの置き場(車種ページ)POINTに「マルチルームでのシャワー設備収納スペース」とある。[2]
冷蔵庫容量72L(標準)。[1]
電子レンジヘルツフリー(50Hz/60Hz共用)(標準)。[1]
トイレオプション。ラップ式トイレ3種:ラップルTYPE-B 258,000円/ラップポントレッカー 221,100円/ラップポンサニー 121,000円。[1]

電気

サブバッテリー(価格表)リチウムイオンバッテリー5kWh×1個(標準)。1個追加はオプション450,000円。[1]
サブバッテリーの最大(車種ページ)諸元表では「最大で10kwh」、POINTでは「最大で12V800Ah」と2通りに書かれている。[2]
ソーラーパネル(価格表)オプション:780W(195W×4枚)300,000円。ダイネット換気扇のマックスファン(リモコン式)は標準装備。[1]
ソーラーパネル(車種ページ)「MAXX FANと併用する場合は、4枚搭載することはできません」と注記。価格表ではマックスファンが標準のため、組み合わせは販売店で確かめること。[2]
インバーター2000W(標準)。オプションの電気ボイラーシステムに2000Wインバーターがもう1台含まれる。[1]
走行充電24V 25Aの走行充電器(標準)。大容量走行充電システム「エネクルーズブロック2」はオプション1,380,000円。[1]
ベース車のジェネレーター24V 90A大容量オルタネーター(いすゞBe-cam ハイキャブ2.0t 諸元)。[2]
外部電源AC100V外部充電器 12.5A/360W、外部充電コード付き(標準)。[1]
外部100V入力ソケット(車種ページ)リヤナンバープレート部分にあると説明。[2]
その他バッテリーモニター、室内用DCDCコンバーター30A、室内AC100Vコンセント(バンクベッド左・ダイネット足元・ギャレー・リアコーナー)とマルチルーム内の防水コンセントが標準。[1]

暖房・冷房・換気

冷房(価格表・2026年2月版)家庭用エアコン 三菱 霧ヶ峰が標準装備。[1]
冷房(車種ページ)写真の説明には「エアコン(オプション)」「家庭用エアコン(OP)」とあり、価格表と食い違う。販売店で確かめること。[2]
FFヒーターベバスト製(標準)。吹出口はダイネットとマルチルーム。[1]
換気扇ダイネットにマックスファン(リモコン式)、マルチルームにキノコベント(価格表ではいずれも標準)。[1]
窓アクリル製二重式・ブラインド・網戸付き(標準)。マルチルームのアクリル窓追加はオプション70,000円。[1]

収納

バゲッジドア左右シート下・ギャレー下・マルチルーム(標準)。[1]
大型収納庫クローゼットとしても使える(車種ページ)。容量は公式の資料に記載なし。[2]
ルーフキャビネットルーフサイドに扉付きの収納キャビネット(車種ページ)。[2]
床下収納ダイネットの床下(車種ページ)。[2]
バンクベッド使わない時は寝具などの収納場所に使えると公式に記載。[2]
マルチルームハンガーパイプはオプション13,915円。[1]

グレードと選べる装備

選べるのは駆動(2WD/4WD)。価格表には「EXPEDITION EAGLEⅡは自由設計を承っておりません」とあります。諸元表の車両総重量に「リアエントランス」とありますが、ほかの入口の形の設定があるかは公式の資料に記載なし。

外装オプション(税込・取付工賃込)サイドオーニング(3.5m手動)203,280円/センサー付エントランスLEDポーチライト 46,851円/サラウンドアイ 528,527円/ソーラーパネル780W 300,000円/キャビン上作業灯(ライトバー)131,878円/キャビンアクセス(仕切りカーテン付き)220,000円/アクリル窓追加(マルチルーム)70,000円/下廻り防錆塗装 171,050円/電気ボイラーシステム 793,542円[1]
内装オプション(税込・取付工賃込)エネクルーズブロック2 1,380,000円/リチウムイオンバッテリー5kWh追加 450,000円/カーナビ グレードアップ(サイバーナビ)156,200円/ナビサブ・リアモニ配線 41,140円/24型TV東芝レグザ(地デジアンテナ含む)133,260円/清水タンク48L&排水タンク50L 158,400円/ラップ式トイレ(121,000円〜258,000円)/マルチルーム ハンガーパイプ 13,915円/防水パン水抜きドレン加工 22,506円[1]
仕様の打ち合わせ標準5時間込み。超えた分は1時間あたり8,800円。[1]

この節の出典:[1][2]

価格の内訳

本体の表示車両価格(税込み・取付工賃込)2WD 15,137,300円/4WD 16,457,300円(2026年2月版)。価格表の表記は「車両価格(税込み)」。[1]
含まれる物上の標準装備一式(家庭用エアコン・FFヒーター・2000Wインバーター・リチウムイオン5kWh・72L冷蔵庫など)。ソーラーパネル・シャワー・トイレは含まれない。[1]

乗車定員と就寝定員の違い

乗車定員は7名で、内訳はフロントキャビン(運転席の列)3名・リアキャビン4名と公式に書かれています。写真の説明でも、ダイネットは6~7名が座れるが走行中は4名まで、とあります。就寝定員は5名(諸元表)。内訳は公式の資料に記載なし。

この節の出典:[2]

免許・車検の区分

ナンバー公式の資料に記載なし(8ナンバーかどうかは書かれていない)。
必要な免許車両総重量はリアエントランスで3955kg(定員7名乗車時・車種ページ)。道路交通法施行規則第2条では、車両総重量3,500kg以上7,500kg未満は準中型自動車。この数字なら普通免許(車両総重量3,500kg未満)では運転できない。4WDの重さは記載がないため、車検証の「車両総重量」で確かめること。[4][5][6]
車検の有効期間ナンバーの区分が公式に書かれていないため決められない。道路運送車両法第61条と同施行規則第37条第3項第6号の「特種の用途に供する自家用自動車」(8ナンバー)なら初回も2回目以降も2年、それ以外の自家用乗用自動車なら初回3年。RVテラスの条文の読み方で、実際の期間は販売店・運輸支局で確かめること。[4][5][6]

どんな使い方に向くか(公式の打ち出しと数字から)

公式の打ち出しは「ワイルドなシチュエーションでこそポテンシャルを発揮する」「悪路での走破性と居住性・快適性を高次元でバランス」。災害復興支援団体との共同開発で、ふだんのキャンプと「有事」の両方に使う「デュアルユース」をうたっています。

入口からマルチルームまでの床が水洗いできる防水パンで、外履きのまま入れると公式は説明しています。

水は20Lのポリタンク式、ソーラー・シャワー・トイレはオプションです(価格表)。全長5,410mm・全高3,100mm・車両総重量3955kg(諸元表)。免許は下の「免許・車検の区分」を参照。

この節の出典:[1][2]

公式の資料に記載が無かった項目

次の項目は、日本特種ボディー(NTB)の公式ページ(下の出典)に記載がありませんでした。推測の数字は書いていません。購入・レンタルの前に販売店で確かめてください。

  • コンロ
  • フロアベッドの人数
  • ナンバー区分(8ナンバーか)
  • 4WDの諸元・重量
  • 収納の容量
  • 断熱の仕様
  • リアエントランス以外の設定の有無
  • 諸費用

出典

  1. 日本特種ボディー株式会社「EXPEDITION EAGLEⅡ 価格表 2026年2月版(取付工賃込・標準装備・オプション価格表。PDFの画像を書き起こし)」 https://ntbcamp.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/EXPEDITION-EAGLEⅡ価格表-2026年2月改定.pdf(2026-10-18 に確認)
  2. 日本特種ボディー株式会社「EXPEDITION EAGLEⅡ(車種ページ・写真の説明・諸元・標準装備)」 https://ntbcamp.co.jp/line-ups/eagle02/(2026-10-18 に確認)
  3. 日本特種ボディー株式会社「同じページの「内装図 通常時/就寝時」(画像を書き起こし)」 https://ntbcamp.co.jp/wp-content/uploads/2024/07/naisou1-1024x559-1.webp(2026-10-18 に確認)
  4. e-Gov 法令検索「道路交通法施行規則 第2条(自動車の種類と車両総重量)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/335M50000002060
  5. e-Gov 法令検索「道路運送車両法 第61条(自動車検査証の有効期間)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000185
  6. e-Gov 法令検索「道路運送車両法施行規則 第37条第3項」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326M50000800074

値はメーカーの公式の表示どおり。仕様・価格は予告なく変わることがあります。「免許・車検の区分」の条文の当てはめはRVテラスの読み方で、実際は販売店・運輸支局で確かめてください。

この車の形:キャブコン

キャブコンの定義・見分け方・向いている人・大きさと価格の幅は「キャブコンとは」で、ほかの形との違いは基本の分け方の一覧で説明しています。

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