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2025年12月14日(日)の話題防災・車中泊避難・BCPコラム No.2175この記事には広告(アフィリエイト)を含みます

災害のときの車の保険の基本:何が補償されるか確かめる

公開
豪雨のあとの道路と傷んだ車
豪雨のあとの道路と傷んだ車 写真:Alan Tennyson / CC BY-SA 4.0
この記事で分かること
  • 災害で車が傷んだときの補償は、契約で違うこと
  • 車両保険と地震・噴火・津波の関係
  • 自分の契約で確かめておきたい点

補償されるかは契約で決まる

水害や地震で車が水につかったり、壊れたりしたとき、保険で補償されるかどうかは、入っている保険の種類と契約の中身で決まります。同じように見える被害でも、原因が台風なのか地震なのかで扱いが変わることがあります。

キャンピングカーには、車そのものに加えて旅の道具も積んでいることがあります。災害が起きてから慌てないよう、ふだんから自分の契約の中身を確かめておきましょう。この記事では一般的な仕組みを紹介します。実際に補償されるかどうかの判断は、契約している保険会社に確かめてください。

車両保険と地震の関係

地震でこわれた建物と車
地震でこわれた建物と車 写真:Adem / CC BY-SA 4.0

日本損害保険協会が内閣府の「保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会」に出した資料(2016年12月7日)では、自然災害を補償する保険の概要が整理されています。その中で、自動車保険の車両保険は「車両に生じた損害を補償」するとしつつ、「地震・噴火・津波による損害は補償されない」と書かれています。また、補償の範囲を限定する特約を付けたときは、補償されない場合があるとしています。

一方で、地震・噴火・津波によって車に決められた損害が出た場合に一時金を支払う特約もある、と紹介されています。

原因一般的な扱い(資料より)確かめること
地震・噴火・津波車両保険では補償されない地震の特約が付いているか
補償を限定する特約付き補償されない場合がある自分の契約の補償の範囲
地震保険(住まい)自動車は対象外車は別に考える

商品の名前や中身は保険会社ごとに違い、資料の時点から変わっていることもあります。今の契約で何が補償されるかは、手元の証券と保険会社の案内で確かめましょう。

家の地震保険では車は対象外

家の地震保険に入っていれば車も大丈夫、と考えるのは誤りです。財務省の地震保険の案内では、地震保険の対象は居住用の建物(マンション共用部分を含む)と家財で、対象外の物として「自動車等」が挙げられています。日本損害保険協会の資料でも、地震保険は火災保険とセットで加入する住まいの保険として整理されています。車の地震への備えは、自動車保険の側で考える必要があります。

自分の契約で確かめる

保険の証券や契約の案内を出して、次の点を確かめておきましょう。分からないところは、保険会社や代理店に問い合わせます。

  • 車両保険に入っているか
  • 補償の範囲を限定する特約が付いていないか
  • 地震・噴火・津波の特約が付いているか
  • 被害にあったときの連絡先を控えた
  • 車内に積んでいる物の扱いを確かめた

まとめ

  • 災害で車が傷んだときの補償は、保険の種類と契約の中身で決まります。
  • 資料では、車両保険で地震・噴火・津波による損害は補償されないとされています。
  • 家の地震保険は自動車が対象外なので、車は自動車保険の側で確かめましょう。

次に読む災害への備えは『防災・BCP』のコーナーへ。車での避難の考え方は読み物『災害のときの車中泊避難』でも紹介しています。災害のあとに車で出かけるときの心づかいは、コラムNo.2152「被災地の近くを観光で走らない配慮」で紹介しています。

参考にした公式情報(2件・2026年10月17日に確認)
  1. 一般社団法人 日本損害保険協会(内閣府 保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会 資料)「損害保険業界の取組みについて(2016年12月7日)」(確認日 2026-10-17)
  2. 財務省「地震保険制度の概要」(確認日 2026-10-17)

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