後発地震注意情報が出た一週間:旅先にいたらどう動くか
撮影 Ilyacadiz / CC BY-SA 4.0- 2025年12月に出された北海道・三陸沖後発地震注意情報の流れ
- 呼びかけの期間に求められた備え
- 旅先にいるときに確かめておきたいこと
12月8日の地震から一週間の流れ
内閣府(防災担当)と気象庁の12月16日の発表によると、令和7年12月8日23時15分ごろ、青森県東方沖で地震が起きました。これを受けて12月9日2時に北海道・三陸沖後発地震注意情報が出され、政府として特別な注意を呼びかける期間が始まりました。
この呼びかけは、地震からおよそ一週間(地震の発生から168時間がたった以降の正時まで)続き、12月16日0時をもって終わったと発表されています。気象庁の資料では、この地震はマグニチュード7.5(暫定値)、青森県の八戸市で震度6強を観測しました。
| 日時 | できごと |
|---|---|
| 12月8日 23時15分ごろ | 青森県東方沖の地震 |
| 12月9日 2時 | 北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表 |
| 12月16日 0時 | 特別な注意の呼びかけの期間の終了 |
呼びかけの期間に求められた備え
発表の資料では、呼びかけの期間の「特別な備え」として、すぐに逃げられる態勢を保つことや、非常持出品をいつも持ち歩くことが挙げられています。あわせて、日ごろからの備えとして、避難場所と避難経路の確認、家族との連絡の方法の確認、家具などの固定、非常食などの備蓄の確認を、あらためて見直すよう求めています。
呼びかけが終わっても備えは続ける
同じ発表では、呼びかけの期間が終わっても、「大規模地震発生の可能性がなくなったわけではありません」としています。また、先に地震がなく、突然大きな地震が起きる可能性もあると注意しています。気象庁の資料は、過去の世界の事例では、最初の地震から1週間以上たったあとに大規模地震が起きた例もあるとしています。
旅先では、自分の家の周りのように避難の場所を知っているわけではありません。泊まる場所に着いたら、まず次のことを確かめておきましょう。
- 泊まる場所の近くの避難場所と、そこまでの道を調べた
- 家族との連絡の方法を決めた
- 非常に持ち出す物をすぐ手に取れる場所に置いた
- 車の燃料を多めに入れておいた
- 地震や津波の情報を受け取れるようにした
情報が出たときは、国や自治体、気象庁の発表を確かめ、その案内に従って行動しましょう。
海の近くに泊まっているときは、津波の情報にも気をつけます。高い場所へ向かう道を、明るいうちに一度車で通っておくと、夜でも迷わずに動けます。旅の予定を続けるかどうかは、自治体の案内と自分の体調を見て、無理のない判断をしましょう。
まとめ
- 12月8日の地震のあと、12月9日に注意情報が出され、16日0時に呼びかけが終わりました。
- 呼びかけの期間には、すぐに逃げられる態勢と非常持出品の携帯が求められました。
- 呼びかけが終わっても、旅先では避難場所と道を確かめる習慣を続けましょう。
次に読む災害への備えは『防災・BCP』のコーナーへ。車での避難の考え方は読み物『災害のときの車中泊避難』でも紹介しています。地震や水害で車が傷んだときの備えは、コラムNo.2175「災害のときの車の保険の基本:何が補償されるか確かめる」で、自分の契約で確かめる点をまとめています。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 内閣府(防災担当)・気象庁「北海道・三陸沖後発地震注意情報に伴う特別な注意の呼び掛けの期間の終了について(令和7年12月16日)」(確認日 2026-10-17)
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