車の荷室の床を平らにする台:自作と既製品
- 荷室の床を平らにする台の、既製品と自作の違い
- 作る前に測っておきたい寸法と、その測り方
- 走行中に台が動かないための考え方
既製品と自作、それぞれの良さ
荷室の床を平らにする台は、ベッドキットなどの名前で売られている既製品と、板や角材で自分で作る物に分かれます。既製品は車種に合わせて作られているので、取り付けが早く、見た目も整います。自作は材料や大きさを自由に決められ、荷物の量に合わせて台の下の高さを変えられるのが良さです。
| 比べる点 | 既製品 | 自作 |
|---|---|---|
| 合わせやすさ | 車種に合わせて作られている | 自分で測って合わせる |
| 準備の時間 | 届いたらすぐ使える | 設計と材料集めが要る |
| 自由さ | 形が決まっている | 高さや分け方を変えられる |
| 固定のしかた | 取り付け方が説明されている | 自分で考える必要がある |
| 気をつけたい点 | 車種が合っているか確かめる | 重さと強さのつり合い |
作る前に測る寸法
自作でも既製品でも、まず荷室を測りましょう。測るのは、床の長さと幅、タイヤの出っ張りの位置と高さ、扉の開口部の幅、天井までの高さです。座席を倒して寝床をつなげるなら、倒した座席の高さも測っておきます。
寝床の長さの目安として、国土交通省の用途区分の取扱いでは、キャンピング車の大人用の就寝設備について、1人につき長さ1.8m以上、幅0.5m以上の連続した平面を持つことを求めています。一般車の台は、この決まりの対象ではありませんが、大人が脚を伸ばして寝るための長さを考えるときの手がかりになります。
台を高くすると下に荷物が入りますが、そのぶん寝たときの頭の上が狭くなります。同じ取扱いでは、就寝部位の上方に0.5m以上の空間を求めていて、これも高さを決めるときの参考になります。
走行中に動かないようにする
道路交通法の第55条第2項では、車両の安定を害するような積載をして運転してはならないとしています。台は荷物と同じく、走行中に動けば危険です。ブレーキを踏んだときに前へずれないか、台の上の荷物が崩れないかを確かめましょう。車体に穴を開けたり、座席の取り付け部を使ったりする固定は、専門の店に相談するのが安心です。
- 床の長さ・幅・天井までの高さを測った
- タイヤの出っ張りの位置を書き込んだ
- 台の上に座ったとき、頭の上に余裕があるか確かめた
- ブレーキを踏んでも台が動かないか確かめた
台の上に敷くマットは、寝床の長さに合う物を選ぶと、すき間ができにくくなります。
価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。
まとめ
- 既製品は取り付けが早く、自作は高さや分け方を自由に決められます。
- 作る前に、床の長さ・タイヤの出っ張り・天井までの高さを測りましょう。
- 台は走行中に動かないよう固定し、車体に関わる取り付けは専門の店に相談します。
次に読む道具の選び方は『グッズの選び方(種類別)』のコーナーへ。前の回のコラムでも、車中泊の道具を紹介しています。
参考にした公式情報(2件・2026年10月17日に確認)
- 国土交通省「用途区分通達 4-1-3(4) キャンピング車の構造要件(PDF)」(確認日 2026-10-17)
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路交通法 第55条(乗車又は積載の方法)」(確認日 2026-10-17)
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