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2026年7月5日(日)の話題世界の珍しいキャンピングカーコラム No.2378この記事には広告(アフィリエイト)を含みます

屋根の太陽の電気で暮らす車

公開
屋根に太陽電池を載せたキャンピングカー
屋根に太陽電池を載せたキャンピングカー 写真:Horacio Cambeiro / CC BY-SA 4.0
この記事で分かること
  • 屋根の太陽の電気で暮らす車の考え方
  • 太陽の電気が、天気や温度で変わる理由
  • 屋根の太陽の電気を上手に使う工夫

走りながら、停めながら、電気をためる

海外の旅の写真集などでは、屋根いっぱいに太陽電池を並べたキャンピングカーを見かけることがあります。日中に太陽の光で電気をつくり、バッテリーにためて、夜の照明や冷蔵庫に使う、という暮らし方です。外部電源のない場所でも、晴れていれば電気を足していけるのが魅力です。

太陽光発電協会の資料(SOLAR WEEK 2023)では、太陽電池は太陽の光エネルギーを直接電気に変換し、発生する電気は直流だと説明されています。また、名前は電池でも、蓄電機能はない、とも書かれています。つくった電気をためるには、別にバッテリーが要るということです。

天気で、つくれる電気は大きく変わる

屋根に太陽光パネルを載せた家
屋根に太陽光パネルを載せた家 写真:Hans van Dijk for Anefo / CC0

同じ資料では、太陽光発電システムが発電する電力量は日射量にほぼ比例し、快晴の日と、薄曇りの日、雲が厚い日や雨の日とでは、一日の発電の推移が大きく違うことが図で示されています。太陽光発電システムの発電量は、季節や天候などで大きく変化する、とも書かれています。

天気発電のようす暮らしの電気の考え方
快晴日中に多く発電する昼に多めにためておく
薄曇り快晴より少ない使う量を少し控える
雲が厚い日・雨さらに少ないためてある電気でしのぐ

暑い日は、かえって出力が下がることも

意外に思えるのが、温度の影響です。資料では、太陽電池は表面温度が高くなると出力が低下する温度特性があり、受ける日射量が同じであれば、冬季より夏季の出力が低下する、と説明されています。夏の強い日差しの下でも、パネルが熱くなると、思ったほど電気が増えないことがあります。

また、日射量がそのまま発電量にならない理由として、温度の上昇のほか、受光面の汚れや、直流を交流に変える際の損失などが挙げられています。木の陰や建物の影も、発電を減らす原因になります。

屋根の太陽の電気を上手に使う工夫

太陽光の充電コントローラー
太陽光の充電コントローラー 写真:Photo by Cody Kabus. – U.S. Department of Energy from United States / Public domain
  • 停める場所は、日陰と日なたのどちらを優先するか決めた
  • 曇りや雨の日でも困らないよう、ためてある電気の量を確かめた
  • パネルの表面の汚れを、安全な方法で落とした
  • 天気予報を見て、電気を多く使う日を決めた

車内を涼しくしたい夏は日陰に停めたく、発電を増やしたいなら日なたに停めたい、という悩みもあります。どちらを優先するかは、その日の天気と、ためてある電気の量で決めましょう。海外の旅の本で、屋根の太陽の電気を使った車の工夫を眺めるのも楽しいものです。

海外の旅の写真集は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。

グッズのページへ

まとめ

  • 屋根の太陽電池は直流の電気をつくり、ためるにはバッテリーが要ります。
  • 発電量は日射量にほぼ比例し、天気や季節で大きく変わります。
  • 表面温度が高いと出力が下がるので、夏でも思ったほど電気が増えないことがあります。

次に読む日本で見られる種類との違いは、車種ページで比べられます。ほかの国の珍しい車は『世界の珍しい車』のコーナーにまとめています。前の回のコラムもあわせてどうぞ。

参考にした公式情報(1件・2026年10月17日に確認)
  1. 一般社団法人 太陽光発電協会「SOLAR WEEK 2023 住宅用太陽光発電の設計と施工(2023年11月13日)」(確認日 2026-10-17)

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