車中泊の旅を始めたら次に覚えること
撮影 Tokumeigakarinoaoshima / CC0- 慣れてきたら次に覚えたい三つのこと
- 電気の量の計算の始め方
- 季節の準備と、泊まる場所の選び方の考え方
慣れてきたら、三つのことを覚える
何回か車中泊の旅をすると、寝床のつくり方や片付けの順番には慣れてきます。次の段階で覚えたいのは、電気の計算、季節の準備、泊まる場所の選び方の三つです。これを押さえると、行ける場所や季節が広がります。
| 覚えること | 最初の一歩 | 広がること |
|---|---|---|
| 電気の計算 | 使う家電の消費電力を書き出す | 長い旅、連泊 |
| 季節の準備 | 夏と冬の車内温度を知る | 一年を通した旅 |
| 泊まる場所の選び方 | 場所ごとの決まりの違いを知る | 初めての土地 |
撮影 CruiseAmerica / CC BY-SA 4.0電気の計算は、書き出すことから
電気の計算は難しく聞こえますが、最初は書き出すだけで十分です。旅で使う家電の消費電力と、一日に使う時間を表にしておくと、どれくらいの電気が要るかの目安が見えてきます。消費電力に使う時間をかけて足し合わせれば、一日に使う電気の量のおおよその数字になります。
外部電源を使える場所を選ぶのも一つの方法です。日本RV協会のRVパークの条件には、100V電源が使用可能(20A以上推奨)であることが挙げられています。
季節の準備は、車内温度を知ることから
季節の準備でまず知っておきたいのは、車の中の温度が外の気温とは大きく違うことです。JAFが長野県の菅平高原で行った冬の車内温度のテストでは、エンジンを止めた車内で「対策なし」の人はテスト開始から2時間45分後にギブアップし、そのときの外気温は-11.1℃、車内温度は1.8℃でした。寝袋などを使った人は8時間過ごせたと報告されています。
夏と冬では、要る道具も過ごし方も変わります。季節ごとの準備の一覧を、旅の前に一つずつつくっていきましょう。
撮影 Comyu / CC BY-SA 4.0泊まる場所の選び方は、決まりの違いを知ることから
国土交通省の道の相談室では、道の駅について、運転の途中で疲労回復のために車内で仮眠をとることはかまわない一方、駐車場など公共空間における宿泊利用は基本的に遠慮してほしい、としています。宿泊利用のための駐車スペースを設けている道の駅もあるので、各道の駅のホームページ等で確かめるよう案内されています。
- 使う家電の消費電力と時間を、表に書き出した
- 次に行く季節の、車内温度の注意を調べた
- 泊まる場所の決まりを、施設のページで確かめた
- 一つ覚えたら、次の旅で一つ試すことにした
一度に全部を覚えようとせず、旅のたびに一つずつ試していくのが続けるこつです。レンタルで季節や車を変えて試すのも、覚えることを増やすよい方法です。
キャンピングカーの入門書は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 慣れてきたら、電気の計算、季節の準備、泊まる場所の選び方を覚えましょう。
- 電気の計算は、使う家電の消費電力と時間を書き出すことから始めます。
- 泊まる場所は、道の駅・RVパークなど、場所ごとの決まりの違いを確かめます。
次に読む車を買う前に確かめたいことは、読み物『買う前に確かめたいこと』へ。はじめての方へのコーナーもあわせてどうぞ。前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 国土交通省 道路局「道の相談室 休憩施設「道の駅」」(確認日 2026-10-17)
- くるま旅クラブ(一般社団法人 日本RV協会)「日本RV協会公認車中泊施設「RVパーク」」(確認日 2026-10-17)
- JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)「冬の車内温度(JAFユーザーテスト)」(確認日 2026-10-17)
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