丈夫な軍用トラックを元にした探検の車
- 軍用のトラックを元にした探検の車の特徴
- 丈夫さと引きかえになる、重さと燃料の課題
- 日本で考えるときに関わる、車の大きさと免許の区分
悪路を進むための、もう一つの家
探検の車とは、ここでは、未舗装の道や砂地を長く走ることを前提に、丈夫なトラックの車台へ居住の箱を載せた車を指します。海外の長い旅の本や写真集には、こうした車で砂漠や山道を越える旅が登場することがあります。元になるトラックには、もともと軍用に作られた形の物もあり、車高が高く、大きなタイヤで道の凹凸を越えていけるのが特徴です。
重さと燃料の課題
丈夫な車台と厚い壁の箱を組み合わせると、車はどうしても重くなります。重い車は、走り出しや坂道で多くの燃料を使い、止まるまでの距離も長くなりがちです。荒れた道に強いことと、舗装された道での燃費のよさは、なかなか両立しません。探検の車を選ぶ人は、町から遠い場所へ行けることを優先して、この課題を受け入れているといえます。
日本で考えるときの、大きさの基準
日本の道を走る車には、大きさの上限があります。道路運送車両の保安基準第二条では、自動車は長さ十二メートル、幅二・五メートル、高さ三・八メートルを超えてはならない、とされています(セミトレーラには別の定めがあります)。
免許の区分も、重さで変わる
重い車は、運転できる免許の区分にも関わります。警察庁の資料によると、普通免許で運転できる自動車は車両総重量3.5トン未満で、準中型免許では車両総重量7.5トン未満の自動車を運転できます。警視庁の案内では、準中型免許は平成29年3月12日から新しく設けられ、改正前の普通免許は車両総重量5トン未満などの限定が付いた準中型免許とみなされる、と説明されています。
- 気になる車の車両総重量を、車検証や仕様で確かめた
- 自分の免許で運転できる重さかを確かめた
- 高さが駐車場や道の制限に収まるかを考えた
海外の旅の本や写真集で、探検の車の暮らしぶりを眺めてみるのも楽しみ方の一つです。
海外の旅の写真集は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 探検の車は、丈夫なトラックの車台に居住の箱を載せ、悪路を進めるようにした車です。
- 丈夫さと引きかえに重くなり、燃料も多く要ります。
- 日本では、車の大きさの上限と、重さで変わる免許の区分を先に確かめましょう。
次に読む海外の変わった車の話は『世界の珍しい車』のコーナーへ。日本の車の種類との違いは、車種ページの比較で紹介しています。前の回のコラムもあわせてどうぞ。
参考にした公式情報(3件・2026年10月17日に確認)
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路運送車両の保安基準 第二条(長さ、幅及び高さ)」(確認日 2026-10-17)
- 警察庁「準中型免許で運転できる自動車(PDF)」(確認日 2026-10-17)
- 警視庁「準中型自動車・準中型免許の新設について」(確認日 2026-10-17)
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