ホースとじょうご:水の補給を楽にする小物
撮影 Ivan Radic / CC BY 2.0- 給水のときに役立つ小物の種類
- ホースやじょうごを清潔に保つ保管のしかた
- くみ置きした水道水を使うときの目安
給水口に水を入れるのは、意外と手間
キャンピング車には、水をためるタンクがあります。国土交通省のキャンピング車の構造要件には、水道の設備として「10リットル以上の水を貯蔵できるタンク」が挙げられています。
タンクが車に固定されている場合は、車の外にある給水口から水を入れます。蛇口から給水口まで距離があったり、口が小さかったりすると、水がこぼれて時間がかかります。そこで役に立つのが、ホースやじょうごです。
小物の種類と選び方
| 小物 | 向いている場面 | 選ぶときに見る点 |
|---|---|---|
| 給水用のホース | 蛇口から給水口まで距離があるとき | 長さ・蛇口につなぐ部品の形 |
| じょうご | ポリタンクから給水口へ注ぐとき | 口の太さ・注ぎ口の長さ |
| 折りたためるじょうご | 収納の場所が少ないとき | たたんだときの厚み |
| ホースをまとめる道具 | 移動中に荷室で暴れないようにするとき | 車内に固定できるか |
蛇口の形は場所によって違います。つなぐ部品は、いくつかの形に合う物を選ぶと安心です。飲み水に使う道具は、洗車や掃除に使う道具と分けておきましょう。
給水用のホースとじょうごは、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへ使ったあとは、水を切って乾かす
ホースの中に水が残ったまま閉め切った場所にしまうと、においや汚れの原因になります。使い終わったら、次の順番で片付けます。
- ホースを高い所から垂らして、中の水を出し切る
- じょうごは洗ってから、口を下にして乾かす
- 乾いたら、袋や箱に入れて口にほこりが入らないようにする
- 飲み水用の道具だと分かるように印をつける
長い旅の途中では、晴れた日の昼に一度広げて乾かすと、次に使うときも気持ちよく使えます。
くみ置きの水を使うときの目安
家からポリタンクに水道水を入れて持って行く場合もあるでしょう。東京都水道局の案内では、清潔で蓋のできる容器に、口元まで一杯に水道水を入れること、浄水器を通したり沸かしたりすると消毒用の塩素が除かれてしまうことが書かれています。さらに、塩素の消毒効果は直射日光を避けて常温なら3日程度、冷蔵庫なら10日程度続くとされています。
案内では「日付をメモしておくと便利です。」ともあります。ポリタンクに水を入れた日を書いたテープを貼っておくと、古い水を飲み水に使わずに済みます。期間が過ぎた水は、トイレや掃除などの生活用水に回しましょう。
まとめ
- 給水には、ホースとじょうごがあると楽になります。
- 使ったあとは水を出し切り、乾かしてからしまいます。飲み水用は分けておきます。
- くみ置きの水道水は常温で3日程度が目安。入れた日を書いておきましょう。
次に読む旅の道具の選び方は『グッズの選び方』のコーナーに種類別でまとめています。前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 国土交通省「用途区分通達 4-1-3(4) キャンピング車の構造要件」(確認日 2026-10-17)
- 東京都水道局「地域水道ニュース(江東区・令和8年2月)くみ置きのポイント」(確認日 2026-10-17)
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