コードの巻き方と収納:断線を防ぐ
撮影 Fumikas Sagisavas / CC0- コードの扱い方で、断線や発熱が起きる理由
- 傷めにくい巻き方
- 車の中で絡まないようにしまう工夫
コードは、見えない所から傷む
車中泊の旅では、外部電源につなぐ延長コード、ポータブル電源から引くコード、スマートフォンの充電のコードなど、いろいろなコードを使います。荷物の多い車内では、コードを急いで丸めて押し込んだり、ドアに挟んだりしがちです。
製品評価技術基盤機構(NITE)の資料は、延長コードやテーブルタップの電源コードをねじる、踏みつける、といった過度な荷重をかける使い方をすると、電源コードの芯線が断線して、異常発熱や発火の原因となるおそれがある、と注意しています。外から見て分からなくても、中の線が傷んでいることがあります。
NITEが挙げている注意
| 注意の内容 | 車中泊で気をつける場面 |
|---|---|
| 束ねたままの状態で使用しない | 延長コードを巻いたまま外部電源につながない |
| ドアなどに挟み込まない | 窓やドアのすき間からコードを外へ出さない |
| 抜くときはコードを引っ張らず、プラグを持つ | 寝床の上から引っ張って抜かない |
| 改造や不適切な修理をしない | 傷んだ所をテープで巻いて使い続けない |
資料には「延長コードやテーブルタップ等の電源コードは、束ねたままの状態で使用しない。」とあります。巻き取り式の延長コードを使うときは、使う分だけでなく、全部を引き出してから使いましょう。断線した部分をビニールテープで補修するなどの改造や不適切な修理は、絶対に行わないよう書かれています。傷んだコードは、新しい物に替えます。
傷めにくい巻き方
しまうときは、コードに無理な力がかからないように巻きます。
- コードを手やひじに強く巻きつけない
- 大きめの輪になるよう、ゆるく巻く
- プラグの根元を折り曲げない
- 巻き終わりは、面ファスナーのバンドなどでやさしく留める
- 濡れたコードは、乾かしてからしまう
きつく巻くより、少しゆるいくらいがちょうどよいと覚えておきましょう。
車の中で絡まないようにしまう
巻いたコードは、一本ずつ袋に分けてしまうと、ほかの荷物と絡みません。
| しまい方 | 工夫 |
|---|---|
| 一本ずつ袋に | 中身が見える袋にすると探しやすい |
| 用途で分ける | 外部電源用・車内用・充電用を分ける |
| 重い物の下に置かない | 押しつぶされてコードが曲がらないようにする |
延長コードは、外で使う物か、車の中で使う物かを確かめて選びます。
延長コードは、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- コードをねじる・踏む・挟むと、中の線が断線し、発熱や発火のもとになるおそれがあります。
- 束ねたまま使わず、抜くときはプラグを持ちます。傷んだコードは修理せず替えます。
- ゆるく巻いて一本ずつ袋に分け、重い物の下に置かないようにしましょう。
次に読む電気の基本は読み物『キャンピングカー・車中泊の電気まわりの基本』へ。『電気まわり』のコーナーと、前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「電源コードの気をつけるポイント(平成29年1月30日作成)」(確認日 2026-10-17)
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