照明を一つずつ消していく:寝る前の電気の節約
撮影 Andy Steele / CC BY-SA 2.0- 寝る前に、電気を切る順番を決めておく理由
- 消していく順番の例
- 照明の点灯時間を短くしたときの省エネの目安
つけっぱなしは、気づきにくい
車中泊の夜の電気は、サブバッテリーやポータブル電源にためた分から使います。家とちがって、使える量には限りがあります。ところが、夜に寝床へ入るころには、車内のあちこちの照明や、インバーター、充電中の機器がつけっぱなしになっていることがよくあります。
一つひとつは小さな電気でも、朝までつけたままにすると、積み重なって残りが減ります。寝る前に、切っていく順番を決めておくと、消し忘れを防げます。
消していく順番の例
| 順番 | 切る物 | ひとこと |
|---|---|---|
| 一 | 調理の場所の照明 | 夕食の片付けが終わったら切る |
| 二 | 使っていないインバーター | つないだ機器がなければ切る |
| 三 | 充電が終わった機器のコード | 抜いてしまっておく |
| 四 | 天井の照明 | 寝床の小さなライトに替える |
| 五 | 枕元のライト | 眠る前に最後に切る |
車によって、照明やインバーターのスイッチの場所は違います。自分の車のスイッチを一か所ずつ確かめ、表に書き込んでおきましょう。
照明の省エネの目安
資源エネルギー庁の「無理のない省エネ節約」では、照明について、点灯時間を短くした場合の省エネの例を示しています。7.5Wの電球形LEDランプ1灯の点灯時間を1日1時間短くした場合、年間で電気2.74kWhの省エネになるとされています。
これは家の照明の例で、車の照明の明るさや電気の量は車ごとに違います。それでも、使わない照明を少しずつ早く消していけば、そのぶん電気が残る、という考え方は同じです。
- 使っていない場所の照明は、その場で切る
- 明るさを変えられる照明は、夜は弱くする
- 寝る前に、表の順番どおりに切ったかを確かめる
- 朝、電気の残りを見て、前の夜と比べる
朝に見直す
順番を決めて切るようにしたら、朝に電気の残りを見て、いつもの夜と比べてみましょう。減り方が少なくなっていれば、効果が出ています。減り方が大きい朝は、切り忘れた物がないかを表で確かめます。電気の仕組みや、サブバッテリーとポータブル電源の違いは、読み物『キャンピングカー・車中泊の電気まわりの基本』でくわしく紹介しています。ポータブル電源を使う場合は、残りが表示で見られる物を選ぶと、毎朝の見直しが楽になります。
価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。
まとめ
- 寝る前に、照明やインバーターを切る順番を決めておくと、消し忘れを防げます。
- 照明の点灯時間を短くすると、そのぶん電気が残ります。
- 朝に電気の残りを見て、前の夜と比べ、切り忘れがないかを確かめましょう。
次に読む電気の基本は読み物『キャンピングカー・車中泊の電気まわりの基本』へ。『電気まわり』のコーナーと、前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約 照明」(確認日 2026-10-17)
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