家族旅の行き先選び:移動の時間を短く
撮影 Daderot / CC0- 小さな子どもとの旅で、移動の時間を短くする理由
- 子どもを乗せるときに守る、座席ベルトと幼児用補助装置の決まり
- 移動の短い行き先の選び方
行き先は近くに、移動は短く
小さな子どもと車で旅をするときは、行き先を近くに決め、移動の時間を短くするのが基本です。子どもは車の中で、チャイルドシートなどに座ったまま過ごします。長く同じ姿勢でいると、子どもは飽きたり疲れたりします。着いてから遊ぶ時間を多くとれる近い行き先のほうが、家族みんなが楽しめます。
撮影 MatthewRad / CC BY 2.0子どもを乗せるときの決まり
子どもを乗せるときの決まりは、道路交通法第71条の3に書かれています。
| 条文 | 定めていること |
|---|---|
| 第71条の3第1項 | 運転者は、座席ベルトを装着しないで自動車を運転してはならない |
| 第71条の3第2項 | 運転者は、座席ベルトを装着しない者を運転者席以外の乗車装置に乗車させて運転してはならない |
| 第71条の3第3項 | 運転者は、幼児用補助装置を使用しない幼児を乗車させて運転してはならない |
第3項は、幼児用補助装置を「幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置」と説明し、幼児の発育の程度に応じた形状のものとしています。いわゆるチャイルドシートのことです。どの条文にも、疾病などのやむを得ない理由がある場合の例外が書かれています。
キャンピングカーでも、走っている間は座席ベルトのある席に座り、子どもは幼児用補助装置を使います。眠そうにしていても、後ろのベッドに寝かせたまま走らないようにしましょう。
移動の短い行き先の選び方
移動を短くするには、まず家から近い地域で、泊まれる場所と遊べる場所の両方がある所を探します。途中で休憩できる道の駅や公園を地図で確かめ、子どもが車を降りて体を動かせる時間を予定に入れておきます。
初めての旅なら、一泊して翌日の昼に帰れるくらいの距離にしておくと、帰り道で子どもも大人も疲れすぎません。遠くへ行くのは、近くの旅で子どもが車の移動に慣れてからにしましょう。
車の中では、子どもが好きな絵本や小さなおもちゃがあると、移動の時間も楽しく過ごせます。飲み物とおやつは、子どもの手の届く所に用意しておきます。窓に日よけを付け、暑さやまぶしさを防いでおくことも大切です。旅の行き先を家族で選ぶときは、近くの見どころを紹介した本が役に立ちます。
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撮影 na0905 / CC BY 2.0まとめ
- 小さな子どもとの旅は、近い行き先を選んで移動を短くします。
- 子どもは幼児用補助装置を使い、全員が座席ベルトを着けます(道路交通法第71条の3)。
- 遠出は、近くの旅で子どもが車に慣れてからにしましょう。
次に読む家族の旅の工夫は『家族で車中泊』のコーナーにまとめています。寝る人数の考え方は読み物『何人で寝られる?』へ。前の回は、道の駅の売店で地元の人とふれあう家族旅でした。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路交通法 第七十一条の三(普通自動車等の運転者の遵守事項)」(確認日 2026-10-17)
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