ペット用の道具:クレートと給水器
撮影 Chachacha369 / CC BY-SA 3.0- 車で出かけるときのペットの道具の中心になる三つ
- クレート・給水器・トイレの道具を選ぶときに見たい点
- 旅の前に、クレートに慣らしておく工夫
道具は「移動」「水」「トイレ」の三つから
ペットと出かける準備を始めると、あれもこれもと荷物が増えがちです。まずは、移動中の居場所になるクレート、水を飲むための給水器、トイレの道具の三つを中心に考えると、選ぶ順番がはっきりします。
三重県のペットの防災のチェックリストには、ペットフードと水、タオルやブラシなどのお手入れ道具、ビニール袋、ペットシーツが並んでいます。災害に備える道具の一覧ですが、車での旅にもそのまま役立つ顔ぶれです。
| 道具 | 選ぶときに見たい点 | 車での使い方 |
|---|---|---|
| クレート | 中で向きを変えられる広さ、扉の閉まりのよさ | 座席や床に固定して、動かないようにする |
| 給水器 | 片手で水を出せるか、こぼれにくいか | 休憩のたびに少しずつ飲ませる |
| 器 | 軽くて洗いやすいか | 食事のあとすぐ洗い、乾かしてしまう |
| ペットシーツ | 大きさと枚数 | クレートの床に敷き、汚れたら替える |
| ビニール袋 | 口を結べる袋か | 散歩のふんを持ち帰る |
| タオル・ブラシ | 乾きやすい素材か | 雪や泥で汚れた足をふく |
クレートは「お気に入りの場所」にしておく
練馬区のペットの備えの資料では、ケージやキャリーに入ることに慣れさせておくよう呼びかけています。日頃から好物のおやつをケージやキャリーの中で与え、ペットにとっての「お気に入りの場所」にしておくことが大切だとしています。
旅の当日に初めてクレートに入れると、ペットは落ち着かず、鳴いたり暴れたりすることがあります。家の中でしばらく扉を開けたまま置き、自分から入って休めるようになってから、短い距離のドライブで試すと安心です。
冬は水と寝床の両方に気を配る
冬は喉の渇きを感じにくく、ペットも水を飲む量が減りがちです。休憩のたびに給水器を差し出し、少しでも飲ませましょう。クレートの中には、ペットシーツの上にタオルや毛布を重ねると、床からの冷えをやわらげられます。
- クレートは中で向きを変えられる大きさか確かめた
- クレートを家で置いて、慣らしておいた
- 給水器と器、ペットフードを用意した
- ペットシーツとふん用の袋を多めに入れた
- タオルとブラシを手の届く場所に置いた
道具を一度にそろえるより、家で使って慣れたものから車に積むほうが、ペットも落ち着きます。
価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。
まとめ
- ペットの道具は、クレート・給水器・トイレの道具の三つから考えると選びやすくなります。
- 練馬区は、ケージやキャリーをペットの「お気に入りの場所」にしておくよう勧めています。
- 冬は水を飲む量が減りやすいので、休憩のたびに少しずつ飲ませましょう。
次に読む道具の種類ごとの選び方は『グッズの選び方(種類別)』のコーナーへ。ペットとの旅の準備は、ペットと車中泊のコーナーでも詳しく紹介しています。前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 練馬区「ペットの災害対策 日頃の備え」(確認日 2026-10-17)
- 三重県(医療保健部食品安全課)「ペットの防災 チェックリスト」(確認日 2026-10-17)
あわせて読む
同じ分類(グッズの選び方)のコラム
イメージ撮影 Joseph from Cabin On The Road, USA / CC BY-SA 2.0一人で車旅をするときは、家族の分まで考えなくてよい分、本当に使う道具だけに絞れます。荷物を「毎日使う」「ときどき使う」「念のため」に分ける方法と、冬に削ってはいけない寝具、積み方の決まりを整理します。
イメージ撮影 Aryahmmr / CC BY-SA 4.0家族の車中泊では、大人の道具をそのまま子どもに使うと合わないことがあります。子どもの体に合う寝袋の大きさの考え方と、子どもが自分で使える照明の選び方、照明に入れる電池の扱いを、NITEと電池工業会の資料を手がかりに書きます。
イメージ撮影 David Pursehouse from Kawasaki, Japan / CC BY 2.0夜の車内で懐中電灯や鍵を探すとき、道具の色や目印の付け方で見つけやすさが大きく変わります。明るい色の袋に分けて入れる工夫や、反射する素材の目印の使い方を、山梨県警察の反射材の案内も手がかりに整理します。
イメージ撮影 Ruth Hartnup from Vancouver, Canada / CC BY 2.0車中泊の道具は、最初から全部そろえる必要はありません。初めての車中泊で最初に用意したいマット・目隠し・照明の三つと、回数を重ねてから足す物を分けて、JAFの冬の車内のテストと厚生労働省の睡眠ガイドを手がかりに順番を書きます。



