トップ > くるま旅ノート > 2026年 > 3月 > 防災の視点でポータブル電源を選ぶ:充電の手段を二つ
2026年3月12日(木)の話題防災・車中泊避難・BCPコラム No.2263この記事には広告(アフィリエイト)を含みます

防災の視点でポータブル電源を選ぶ:充電の手段を二つ

公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正
ソーラーパネル付きのモバイルバッテリー撮影 Project Kei / CC BY-SA 4.0
ソーラーパネル付きのモバイルバッテリー(イメージ) この写真について
この記事で分かること
  • 停電が長引くときに、充電の手段が二つあると心強い理由
  • ソーラーパネルと車からの充電の、それぞれの得意と不得意
  • ふだんからの残量の管理と、熱を避ける置き方

ためた電気は、使えば減る

ポータブル電源は、停電のときに照明やスマートフォンの充電をまかなえる心強い備えです。けれど、ためた電気は使えば減っていきます。停電が一日、二日と続けば、残りが少なくなったあとにどう充電するかが問題になります。

首相官邸の家庭での備えの案内では、飲料水などを3日分備え、大規模な災害では1週間分の備えが望ましいとしています。電気も同じように、数日にわたって使い続けることを考えておきたいところです。

充電の手段を二つ持つ

コンセントが使えないときの充電の手段として、ソーラーパネルと車の二つがあります。二つとも使える電源を選んでおくと、どちらかが使えないときにも補えます。

充電の手段得意なこと不得意なこと
ソーラーパネル燃料を使わず、晴れていれば日中に充電できる曇りや雨の日、夜は充電が進みにくい
車のシガーソケットなど天気に関係なく、走っているあいだに充電できる車を動かす燃料が要る。停めたまま長く使うと車のバッテリーに負担がかかる

晴れた日はソーラーパネル、天気の悪い日は車、と使い分けられるのが二つの手段を持つ強みです。電源を選ぶときは、ソーラーパネルをつなぐ差し込み口と、車から充電するための付属品があるかを確かめましょう。

ふだんから残量を見ておく

いざというときに残りが少なかった、ということがないよう、ふだんから月に一度は残量を確かめ、減っていたら充電しておきます。ソーラーパネルも、晴れた日に一度広げて充電を試しておくと、災害のときにあわてずに使えます。

熱と衝撃を避ける

ポータブル電源にはリチウムイオン電池が使われています。NITEは、リチウムイオン電池を搭載した製品の事故を防ぐポイントとして、高温の場所に放置するなどして熱を与えないこと、強い衝撃を与えないこと、充電や使用のときは時々様子を見て、異常を感じたらすぐにやめることを挙げています。

ソーラーパネルで充電するときも、電源の本体は日の当たる場所に置かず、日かげに置いてつなぎましょう。

  • ソーラーパネルと車の両方から充電できるか確かめた
  • 車から充電する付属品をそろえた
  • 月に一度、残量を確かめている
  • 晴れた日にソーラーパネルの充電を試した
  • 本体を日の当たる場所に置かない

停電への備えとして、二つの充電の手段に対応したポータブル電源を一台用意しておくと安心です。

PRポータブル電源この記事に関係する道具(広告・アフィリエイト)
ポータブル電源ポータブル電源(296Wh)サンワサプライ 型番 BTL-RDC3381,400円標準価格価格の確認日 2026-10-17販売先へのリンクは準備中ですPR
ポータブル電源ポータブル電源(518Wh)サンワサプライ 型番 BTL-RDC34118,800円標準価格価格の確認日 2026-10-17販売先へのリンクは準備中ですPR

価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。

まとめ

  • 停電が長引くときは、使った電気を補えるかどうかが大切です。
  • ソーラーパネルと車の二つの充電の手段を持つと、天気に左右されにくくなります。
  • ふだんから残量を確かめ、熱と衝撃を避けて使いましょう。

次に読む災害への備えは『防災・BCP』のコーナーへ。読み物『災害のときの車中泊避難』と『BCPのコーナー』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでは、防災の視点での車の選び方を取り上げました。

出典

この記事の数字と決まりを確かめた資料です。

  1. 首相官邸「災害に対するご家庭での備え」(確認日 2026-10-17)
  2. 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「「夏バテ(夏のバッテリー)」にご用心(2025年6月26日)」(確認日 2026-10-17)
公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正

あわせて読む

同じ分類(防災・車中泊避難・BCP)のコラム

02.192026(木)
大きなキャンピングカーイメージ撮影 Marvin Nauman / Public domain
防災・車中泊避難・BCP防災の視点で車を選ぶ:電源・水・寝床

ふだん使う車が、災害のときには身を寄せる場所になることがあります。車を選ぶときに、電源・水・寝床の三つを防災の目で確かめる見方を、仙台市の車中泊避難の案内と首相官邸の家庭での備えの目安から整理します。

04.052026(日)
図:避難中の夜の明かり:光を下に向けて周りを照らさないイメージ撮影 RVテラス(図) / 当サイト作成
防災・車中泊避難・BCP避難中の夜の明かり:光を下に向けて周りを照らさない

災害で車中泊避難をしている夜は、周りの車にも眠ろうとしている人がいます。明かりを下に向ける、明るさを絞る、窓をふさぐといった工夫で、自分の手元は見えて周りは照らさない使い方を、国の睡眠の指針などをもとにまとめました。

04.202026(月)
袋に分けて出したゴミイメージ撮影 Acabashi / CC BY-SA 4.0
防災・車中泊避難・BCP災害のときのゴミ:分けて袋に入れて保管

大きな災害のあとは、ごみの収集がしばらく止まることがあります。車中泊避難の間も、生ごみや使った携帯トイレなど、においの出るごみをどう保管するかが課題です。分けて袋に入れ、密閉して保管する方法を自治体の資料をもとに整理しました。

05.062026(水)
ウェットティッシュイメージ撮影 Whispyhistory / CC BY-SA 4.0
防災・車中泊避難・BCP災害のときの体を拭く方法:水を使わない清潔

災害で断水すると、お風呂に入れない日が何日も続くことがあります。体を拭くシートや少ない水で清潔を保つ順番と、タオルを分けて使う理由、車中泊避難で手元に置きたい物を、自治体と首相官邸の公開資料をもとにまとめます。

次に読む

コーナー: 防災・BCP/読み物: 災害のときの車中泊避難・BCPのコーナー/前の回: 防災の視点で車を選ぶ:電源・水・寝床

読み物 / グッズ / 地域のページ / 2026年3月のコラム / コラムの一覧へ