撮影 Comyu / CC BY-SA 4.0CORDE Leaves(コルド リーブス・カムロード)
バンテック・914万円
公式動画
公式動画より:「VANTECH TV 」キャンピングカーメーカー公式チャンネル(YouTube)
この車の要点
公式が「コンパクトボディの中に広々空間を実現した」と説明する、バンテック「コルドリーブス」のトヨタ カムロード(TOYOTA CAMROAD)版。全長4,990mm・全幅1,980mmの車体に、前のダイニングと「カウンターキッチン」をつなげた配置で、公式は「クラス最大級の開放的な空間」とうたう。バンクベッドは3ステップで展開し、リビングのシートを展開すると公式は「大人3人」が眠れると説明、就寝定員は5名。2025モデルのガソリン車は販売価格(税込み)9,140,000円から、2026モデルはディーゼルで11,350,000円から。[1][2]
価格販売価格(税込み)9,140,000円(2025モデル・ガソリン2WD)〜12,520,000円(2026モデル・ディーゼル4WD・EcoFlow)(価格表の表記は「販売価格(税含み)」と「車両本体価格(税抜)」)。「車両価格は山形工場出荷価格」で、地域で異なる陸送費は別途
主な数字(公式の諸元)
| 区分(形) | キャブコン(ベース車から日本RV協会の図鑑の分け方で判定) |
|---|---|
| ベース車両 | TOYOTA CAMROAD(トヨタ カムロード)[1] |
| 車両寸法(価格表) | 499×198×296(L×W×H・リヤラダー含まず)[1] |
| 車両寸法(車種ページ) | 全長4,990mm(リアラダー除く)×全幅1,980mm×全高2,950mm。全高は価格表(296)と食い違うため販売店で確かめること[2] |
| 最小回転半径 | 4.8m(2WD)/5.0m(4WD)[2] |
| エンジン・ミッション | 2025モデル(2.8/2.9)=ガソリン・AT・2WD/2026モデル(2.10/2.11)=ディーゼル・AT・2WD/4WD[1] |
| 乗車定員 | 7名(2WD)/6名(4WD)[1] |
| 就寝定員 | 5名[1] |
| 水タンク | 清水20L/生活用水51L(車種ページ)[2] |
| サブバッテリー | 100Aディープサイクル×3(標準)、またはILiS(EcoFlowパワーシステム)6kWhの仕様[3] |
| 価格 | 販売価格(税込み)9,140,000円〜12,520,000円[1] |
| 車両総重量 | 数字は公式の資料に記載なし(価格表に「オプション組み合わせで重量がかさばると車両総重量が3.5tオーバーする場合があります」)[1] |
外観とベース車
ベースはトヨタ カムロード(価格表の表記は「TOYOTA CAMROAD」)。価格表の車両寸法は499×198×296(L×W×H、リヤラダーを含まず)、車種ページは全長4,990mm(リアラダー除く)・全幅1,980mm・全高2,950mm。全高は価格表(296)と車種ページ(2,950mm)で数字がそろっていないため、販売店で確かめること。最小回転半径は2WDが4.8m、4WDが5.0m。
価格表は年式で2つに分かれます。2025モデル(2.8/2.9)はガソリンの2WD・ATだけ、2026モデル(2.10/2.11)はディーゼルのATで2WDと4WD。メインバッテリーは2025モデルがシングル、2026モデルがダブルが標準と記載があります。2026モデルの「ベース車VANTECH仕様」には、リヤのワイドトレッドとダブルタイヤ、オルタネーター12V-130AIC、運転席・助手席のSRSエアバッグ、ダブルメインバッテリー(85D26L×2個)が並びます。
車体はFRP一体成形の「CSボディ」。公式は「動」と「静」を表したデカール、後部のLEDコンビネーションライト、後ろのエントランスドアの引き出し式の大きな網戸とマルチボックスを挙げています。見積シミュレーションのショックアブソーバーの説明には「キャブコン独自の走行安定性」とあります。
| ベース車 | トヨタ カムロード(TOYOTA CAMROAD)[1] |
|---|---|
| エンジン | 2025モデルはガソリン、2026モデルはディーゼル。排気量は公式の資料に記載なし[1] |
| ミッション・駆動 | AT。2025モデルは2WDだけ、2026モデルは2WD/4WD[1] |
| 入口 | 車種ページの表示は「Rear Entrance」。[2] |
| 乗り降りのステップ | エントランスアシストステップ(RANGER マニュアル・手動でセット/格納)はオプション39,600円。[1] |
| サイドオーニング | オプション(3.5m・223,300円)。付けると車体幅が10cmほど広がると価格表に記載。[1] |
| サスペンション | KYB VサスペンションADVANCE(VANTECH仕様)が標準(見積シミュレーション)。[3] |
| サスペンション(14段調整式) | KYB Vサス14段調整式はオプション126,500円で、ガソリン車は選べない。[1] |
室内のつくり
車種ページの表示は「Rear Entrance」。公式のレイアウト図(DAY)では、前半分に右側の壁に沿った横長の座席と左側の向かい合う2つの座席、間にテーブル。その後ろの左側にキッチン、右側の中ほどに家具、後ろ半分の右側から最後部にかけて広い区画(マルチルーム)があります。各部の中身は車種ページの説明から次のとおりです。
| 運転席の上(バンクベッド) | 3ステップで展開するバンクベッド。壁面に収納ポケット、読書灯とUSB充電ポート。[2] |
|---|---|
| ダイニング | カウンターキッチンとつながるダイニング。大きなテーブル。運転席の後ろにUSBポート付き照明のテレビラック。照明は平面発光のLED。[2] |
| カウンターキッチン | 公式が「新設計のカウンターキッチンを初導入」とするキッチン。調理中もリビングが見える向き。背後にカウンターテーブルがあり、その下は外とつながる収納庫。床はFRP製。[2] |
| クローゼット | マルチルーム横の大容量収納(オプションで冷蔵庫をここに置ける)と、ハンガーポール付きのクローゼット。[2] |
| マルチルーム | 大容量スペースを収納庫として使え、オプションでトイレやシャワーを付けられる。長押(なげし)、収納棚、FRPの床。FFヒーターの温風が足元から入り、乾燥室にも使えると公式に記載。[2] |
寝床(大きさ・人数・作り方)
キッチン・水回り・トイレ
| コンロ | 2口のガスコンロ(車種ページ)。コンロとシンクの上にライト付きの換気扇。[2] |
|---|---|
| 水のタンク | 清水タンク20L/生活用水タンク51L(車種ページ)。[2] |
| 排水 | 給水タンク用排水バルブ(標準)。[3] |
| 冷蔵庫 | オプション。電気冷蔵庫85L(Vitri frigo)210,100円はガソリン車用、電気冷蔵庫83L(Alpiccol)181,500円はディーゼル車用。どちらも前開き。[1] |
| 電子レンジ | オプション49,500円(キッチン下の収納庫に入れる)。[1] |
| 温水・シャワー | 標準では付かない(オプション)。温水設備(100V電源&エンジン熱交換/22L&シャワー)がオプション273,900円(価格表)。水シャワーヘッド(マルチルーム)はオプション44,000円で温水設備と同時に付けられない。360°シャワーカーテンはオプション35,000円。[1] |
| トイレ | 標準では付かない(オプション)。車載専用ラップ式トイレ「ラップルtype-B」がオプション144,540円(12Vで動く)。[1] |
電気
| サブバッテリー(ディープサイクルの仕様) | トリプルサブバッテリー:100Aディープサイクルサブバッテリー×3(見積シミュレーションで標準)。[3] |
|---|---|
| サブバッテリー(リチウムの仕様) | EcoFlowリチウム電池6kwh。48Vシステムで、入出力は専用モニターとスマホアプリで見られ、走行充電と100V充電の電流値を変えられる。[1] |
| インバーター | リモートスイッチ付きサイン波インバーター(1500W・見積シミュレーションで標準)。[3] |
| バッテリー残量計 | 鉛バッテリー専用のオプション92,400円(A/V/Ah)。[1] |
| ソーラーパネル | 標準は「ソーラー充電器なし」(見積シミュレーション)。[3] |
| ソーラーパネルの価格(価格表) | 鉛バッテリー専用:228W 246,400円/240W 412,500円/480W 660,000円。Ecoflowリチウム電池用:228W 224,400円/240W 390,500円/480W 638,000円。[1] |
| 外部電源(100V) | リチウムの仕様に「100V充電」の入力がある。差し込み口の仕様は公式の資料に記載なし。[1] |
暖房・冷房・換気
| 冷房(見積シミュレーション) | セパレートエアコンが標準。[3] |
|---|---|
| 冷暖房(車種ページ) | 「FFヒーターやエアコンを完備」と記載。マルチルームの扉の下からFFヒーターの温風が出る。[2] |
| 暖房 | FFヒーター(Webasto)が標準。公式では燃料1リットルあたり約8時間(最高出力で約4時間)。液晶付きのマルチコントロールへのスイッチ変更はオプション(34,650円と42,350円の2つ)。[3] |
| 暖房のスイッチ変更(価格表の区別) | 鉛バッテリー専用34,650円/Ecoflowリチウム電池用42,350円。[1] |
| 換気 | ルーフベンチレーターMAXX FAN スモーク(標準)。[3] |
| キッチンの換気 | コンロとシンクの上にライト付きの換気扇。[2] |
| 寒冷地仕様(価格表) | 2026モデルはメーカーオプション5,500円。2025モデルは「お選びいただけません」。[1] |
| 寒冷地仕様(見積シミュレーション) | メーカーオプション18,700円。価格表(5,500円)と金額が食い違うため販売店で確かめること。[3] |
収納
グレードと選べる装備
番号で4つに分かれます。2.8と2.10は家具がライトブラウン、2.9と2.11は家具がダークブラウン(価格表)。2.8/2.9が2025モデル(ガソリン)、2.10/2.11が2026モデル(ディーゼル)です。それぞれにサブバッテリーの違い(鉛/EcoFlowリチウム電池)があります。
| メーカーオプション(2026モデル・税込み) | メッキラジエターグリル12,100円/寒冷地仕様(ディーゼル)5,500円/低燃費バッテリ17,600円/電動格納式熱線2面鏡式ミラー79,420円(2025モデルはメッキラジエターグリルと寒冷地仕様が「お選びいただけません」)[1] |
|---|---|
| 主なオプション(価格表・税込み) | サラウンドアイ448,500円/温水設備273,900円/サイドオーニング3.5m 223,300円/電気冷蔵庫210,100円・181,500円/ラップルtype-B 144,540円/バックソナー138,600円/KYB Vサス14段調整式126,500円/電子レンジ49,500円/TVアーム44,000円[1] |
| 価格の食い違い | 見積シミュレーションの金額は価格表と違う物がある(温水設備は価格表273,900円・シミュレーション247,500円、寒冷地仕様は価格表5,500円・シミュレーション18,700円、360°シャワーカーテンは価格表35,000円・シミュレーション29,700円)。シミュレーションには「実際の見積り金額とは異なる場合がございます」と注意書き。販売店で確かめること。[3] |
価格の内訳
| 2025モデル ガソリン 2WD/AT(7名) | 販売価格9,140,000円(税込み)/車両本体価格8,309,100円(税抜)[1] |
|---|---|
| 2025モデル ガソリン+EcoFlow 2WD/AT(7名) | 販売価格10,130,000円(税込み)/車両本体価格9,209,100円(税抜)[1] |
| 2026モデル ディーゼル 2WD/AT(7名) | 販売価格11,350,000円(税込み)/車両本体価格10,318,200円(税抜)[1] |
| 2026モデル ディーゼル 4WD/AT(6名) | 販売価格11,530,000円(税込み)/車両本体価格10,481,900円(税抜)[1] |
| 2026モデル ディーゼル+EcoFlow 2WD/AT(7名) | 販売価格12,340,000円(税込み)/車両本体価格11,218,200円(税抜)[1] |
| 2026モデル ディーゼル+EcoFlow 4WD/AT(6名) | 販売価格12,520,000円(税込み)/車両本体価格11,381,900円(税抜)[1] |
| 重量税・環境性能割 | 重量税32,800円(全仕様)。環境性能割は74,100円〜124,700円。[1] |
| 含まれない物 | 陸送費(山形工場出荷価格のため、地域で異なる陸送費が別途)。[1] |
| 自動車リサイクル料金(カムロード新車登録時預託金) | シュレッダーダスト4,730円(ベース)/エアバッグ類2,800円/フロン類1,650円/情報管理130円/資金管理290円[1] |
乗車定員と就寝定員の違い
乗車定員は2WDが7名、4WDが6名。就寝定員は5名です。車種ページの寝床の説明はバンクベッドと、リビングのシートを展開したフルフラットベッド(公式は大人3人)の2つで、バンクベッドの人数は書かれていません。7名で乗れても、公式の就寝定員は5名です。
シートベルトは新保安基準(協定規則第14号・16号)に対応と価格表に記載があります。
免許・車検の区分
| 必要な免許(公式の記載) | 価格表に「オプション組み合わせで重量がかさばると車両総重量が3.5tオーバーする場合があります。その場合、運転免許は準中型免許になります」とある。標準の車両総重量の数字は公式の資料に記載なし。[1] |
|---|---|
| 免許の区分の決まり | 道路交通法施行規則第2条では、車両総重量3,500kg以上7,500kg未満は準中型自動車、乗車定員11人以上は中型自動車、どれにも当たらない物(車両総重量3,500kg未満など)が普通自動車。オプションを付けた後の車検証の「車両総重量」で確かめること。[5][6][7] |
| 車検の有効期間 | ナンバーの区分が公式に無いため決められない。道路運送車両法第61条と同施行規則第37条第3項第6号に当てはめると、8ナンバー(特種の用途に供する自家用自動車)なら初回も2回目以降も2年、自家用乗用自動車なら初回3年。RVテラスの条文の読み方で、実際の期間は販売店・運輸支局で確かめること。[5][6][7] |
どんな使い方に向くか(公式の打ち出しと数字から)
公式の打ち出しは「コンパクトボディの中に広々空間」と、カウンターキッチンによる「見える一体感」。マルチルームについては「内から外から、自由な使い方」と説明しています。
数字と装備を並べると、全長4,990mm・全幅1,980mm、就寝定員5名(バンクベッドとフルフラットベッド)。セパレートエアコンとFFヒーターは標準で、冷蔵庫・温水設備・トイレ・サイドオーニングはオプションです。
価格表は「オプション組み合わせで重量がかさばると車両総重量が3.5tオーバーする場合があります。その場合、運転免許は準中型免許になります」と注意書きしています。
公式の資料に記載が無かった項目
次の項目は、バンテックの公式ページ(下の出典)に記載がありませんでした。推測の数字は書いていません。購入・レンタルの前に販売店で確かめてください。
- 車両総重量(数字)
- ナンバーの区分(8ナンバーか)
- エンジンの排気量・出力
- 各ベッドの大きさ(mm)
- バンクベッドの人数
- 燃料タンク・燃費
- 外部電源の差し込み口の仕様
- 外部収納庫の容量
出典
- VANTECH株式会社「CORDE LEAVES 価格表(2.8/2.9=2025MY、2.10/2.11=2026MY・2026/9/25付・PDF、図形文字のため画像にして書き起こし)」 https://www.vantech.jp/price/260925_cordeleaves.pdf(2026-10-18 に確認)
- VANTECH株式会社「CORDE Leaves(車種ページ・カムロード版)」 https://www.vantech.jp/lineup/cordeleaves2/(2026-10-18 に確認)
- VANTECH株式会社「CORDE Leaves 見積シミュレーション(装備の標準・選択の一覧)」 https://www.vantech.jp/configure/CORDE_Leaves.php(2026-10-18 に確認)
- VANTECH株式会社「車種ページのレイアウト図 DAY/NIGHT(画像を書き起こし)」 https://www.vantech.jp/lineup/cordeleaves2/image/cl_day.png(2026-10-18 に確認)
- e-Gov 法令検索「道路交通法施行規則 第2条(自動車の種類と車両総重量)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/335M50000002060
- e-Gov 法令検索「道路運送車両法 第61条(自動車検査証の有効期間)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000185
- e-Gov 法令検索「道路運送車両法施行規則 第37条第3項」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326M50000800074
値はメーカーの公式の表示どおり。仕様・価格は予告なく変わることがあります。「免許・車検の区分」の条文の当てはめはRVテラスの読み方で、実際は販売店・運輸支局で確かめてください。
この車の形:キャブコン
キャブコンの定義・見分け方・向いている人・大きさと価格の幅は「キャブコンとは」で、ほかの形との違いは基本の分け方の一覧で説明しています。



