撮影 Mj-bird / CC BY-SA 3.0ANTHONY SPEND
AtoZ・902万円
写真はキャブコンの形の一例(この車ではありません)。この車の写真はメーカーの許諾後に掲載します。
この車の要点
AtoZが「アクティブなユーザー向けのビッグカーゴ仕様」とする、キャブコン「アンソニー」の大型リヤハッチモデル。車の後ろに跳ね上げ式のリヤハッチと巨大なカーゴスペース(L1270×W1250mm)を持ち、壁に収めた板とマットを出すとハイマウントベッド(大人2名)になる。ベースはトヨタ カムロードで、公式は「現在アンソニースペンドのみ」ディーゼルエンジンを選べると説明し、ディーゼルでは給水95Lのタンクになる。乗車7名・就寝7名。[1]
価格車両本体価格 9,022,750円(税込)より(ガソリン・ディーゼルのどちらの価格かは記載なし)
主な数字(公式の諸元)
| 区分(形) | キャブコン(公式の本文に「キャブコン」) |
|---|---|
| ベース車両 | トヨタ カムロード(車両形式 3BF-TRY230 / 2DG-GDY231 / 2DG-GDY281)[1] |
| 車両サイズ(全長×全幅) | 4,980×1,910mm[1] |
| 全高(諸元表) | 2870 / 2910mm[1] |
| 全高(外装サイズの画像) | ガソリン2870mm・ディーゼル2910mm・室外機 +110mm[2] |
| エンジン | 1TR-FE ガソリン(1998cc・97kW[132PS]/5600rpm・179N・m[18.3kgf・m]/4000rpm)/1GD-FTV ディーゼルターボ(2754cc・106kW[144PS]/3400rpm・300N・m[30.6kgf・m]/1200~3200rpm)[1] |
| トランスミッション | 6速 AT[1] |
| 駆動 | 2WD(FR)/ 2WD(FR)/ 4WD(フルタイム)(諸元表の表記のまま)[1] |
| 燃料・燃料タンク | レギュラーガソリン / 軽油・60L[1] |
| 最小回転半径 | 4.8 / 5.0m[1] |
| ナンバー | 8ナンバー[1] |
| 乗車定員/就寝定員 | 7名/7名[1] |
| 必要な免許(公式) | 普通免許/準中型免許(ディーゼル車は車両総重量3.5トン超のため準中型免許以上)[1] |
| 価格 | 車両本体価格 9,022,750円(税込)より[1] |
| 車両総重量 | 数値は公式の資料に記載なし(ディーゼル車は3.5トン超とだけ記載)[1] |
| 燃費 | 公式の資料に記載なし |
外観とベース車
ベース車はトヨタ カムロード。諸元表には車両形式が3つ(3BF-TRY230 / 2DG-GDY231 / 2DG-GDY281)、駆動方式が3つ(2WD(FR)/ 2WD(FR)/ 4WD(フルタイム))並びます。公式は「現在アンソニースペンドのみ、よりパワフルなディーゼルエンジンを選択可能」と説明しています。
エンジンは1TR-FEのガソリン(排気量1998cc、最大出力97kW[132PS]/5600rpm、最大トルク179N・m[18.3kgf・m]/4000rpm)と、1GD-FTVのディーゼルターボ(排気量2754cc、最大出力106kW[144PS]/3400rpm、最大トルク300N・m[30.6kgf・m]/1200~3200rpm)。トランスミッションは6速 AT。燃料はレギュラーガソリン / 軽油、燃料タンク60L、オルタネーター130A、車両のバッテリーは80D26L(1ヶ)/ 85D26L(2ヶ)。
リヤタイヤは小径ダブルタイヤ / 同径ダブルタイヤ、タイヤサイズは前175/75R15、後145/80R13 / 175/75R15。最小回転半径は4.8 / 5.0m。
全長4,980mm・全幅1,910mm。全高は諸元表で「2870 / 2910」、外装サイズの画像ではガソリン2870mm・ディーゼル2910mm、さらに「室外機 +110mm」と書かれています。
車の後ろに跳ね上げ式の大型リヤハッチ(1ヶ所)があり、公式はハッチが庇の代わりになり悪天候でも荷物の出し入れに便利と説明しています。ディーゼルの場合はリヤの左側面に大きな水タンクが載り、左の外部収納庫が排水タンクに変わります(外部収納庫はガソリン2ヶ所 / ディーゼル1ヶ所)。そのほか、FRP高断熱ボディ、網戸付きの2重構造のエントランスドア、アクリル二重窓(シェード/網戸内蔵)、バックアイカメラ、ハイマウントストップランプ、外部100V電源コンセントが装備です。
室内のつくり(前から後ろへ)
公式の車内レイアウト図(上から見た図・単位mm)は左が車の前です。図の上側・下側が車の右・左のどちらかは図に書かれていないため、図の向きのまま書きます。
| バンク部(運転席の上・図) | 1950×1700の区画。[2] |
|---|---|
| バンクベッド(公式の説明) | 跳ね上げてある板を手前に倒してマットを敷くプルダウン式。梯子を搭載。使わない時は大型の収納庫として使えると公式に記載。[1] |
| ダイネット(公式の説明) | セカンドシート(マルチアクション式・2人掛け)とサードシート(マルチアクション式・2人掛け)。公式は「4名がゆったりとテーブルを囲めるダイネット」と説明。テーブルは脱着式折りたたみテーブル。[1] |
| ダイネット(図) | 図の上側に「1900」の長いシート、その下に濃い色のマットが並び幅の方向に「1250」。[2] |
| キッチン | 給排水タンク(ガソリン20L/20L)、引き出しタイプのシャワーヘッド蛇口(窓から出して外部シャワーとしても使えると公式に記載)。キッチンカウンター横に簡易冷凍庫付き49L冷蔵庫(標準)。[1] |
| キッチン(図) | 図の下側、マットの後ろ寄りに四角いシンクの形の区画。[2] |
| ゲタ箱収納庫 | エントランス横。最下段にサブバッテリー。カウンター部分に100Vコンセント、12Vソケット、USBポート。[1] |
| 電子レンジ | リヤルーフサイドに標準装備。[1] |
| カーゴスペース(最後部) | L1270×W1250mm。左右に扉付の収納庫。壁に収めた板とマットを出すとハイマウントベッドになる。[1] |
| カーゴスペース(図) | 最後部の区画に「1270」「1800」、内側に「1250」。[2] |
| 室内電源集中スイッチ | エントランスドアの上部。[1] |
寝床(大きさ・人数・作り方)
就寝定員は7名(諸元表)。公式はベッドごとの人数も書いています。
キッチン・水回り・トイレ
電気
| サブバッテリー | 12V/鉛ディープサイクル 200Ah(装備表)。ゲタ箱収納庫の最下段に搭載。[1] |
|---|---|
| インバーター | 2000Wインバーターチャージャー(正弦波)(装備表)。[1] |
| 走行充電 | 走行充電システム(装備表で「○」)。[1] |
| 外部電源(家庭用コンセントからの電気) | AC外部入力コンセント(装備表で「○」)。外装の説明では「外部から100V電源を車内に供給」。[1] |
| 室内の電源 | 室内電源集中スイッチパネル、AC100Vコンセント、DC12Vソケット、USBポート、室内LED照明が装備表で「○」。[1] |
| EFDELTA電源パック | オプション。公式は「ポータブル電源から車内に電気を供給」と説明。価格は記載なし。[1] |
| ソーラーパネル | 公式の資料に記載なし |
暖房・冷房・換気
収納
グレードと選べる装備
選べるのはエンジン(1TR-FE ガソリン / 1GD-FTV ディーゼルターボ)と駆動(2WD(FR)/ 4WD(フルタイム))。ディーゼルでは水タンク・外部収納庫・全高・必要な免許が変わります。内装デザインは3種類(橙香-touka-/朱夏-shuka-/銀花-ginka-)で、公式はインテリアトータルプロデューサーMAKOが担当と説明しています。
| 室内のオプション | 100Vクーラー/12Vクーラー/FFヒーター(サードシート下)/テレビ+テレビアーム(100Vクーラーとの同時装着はできない)/エントランス床板/EFDELTA電源パック[1] |
|---|---|
| 外装のオプション | フロントハーフスポイラー(メッキバンパーには取り付け不可)/テールライトカバー[1] |
| オプションの価格 | 公式の資料に記載なし |
この節の出典:[1]
価格の内訳
| 本体の表示 | 「車両本体価格 9,022,750円(税込)より」。[1] |
|---|---|
| ディーゼル・4WDの価格 | 公式の資料に記載なし |
| 諸費用・オプション代 | 公式の資料に記載なし |
乗車定員と就寝定員の違い
乗車定員7名・就寝定員7名(諸元表)。後ろの席はセカンドシート2人掛け・サードシート2人掛けと装備表に書かれています。走る時にどの席が前向きでシートベルトが何点式かは公式の資料に記載なし。
寝る時は、バンクベッドが大人3名、フロアベッドが大人2名、リヤのハイマウントベッドが大人2名と公式に書かれています。ハイマウントベッドは、カーゴスペースの壁に収めた板とマットを展開して作ると公式に書かれています。
この節の出典:[1]
免許・車検の区分
| ナンバー | 8ナンバー(諸元表「ナンバープレート登録 8ナンバー」)。[1] |
|---|---|
| 必要な免許(公式の記載) | 諸元表は「普通免許/準中型免許」。公式の注意書きでは、ディーゼル車は車両総重量が3.5トン超となるため準中型免許以上が必要で、平成29年(2017年)3月12日以降に普通免許のみを取得した人は運転できない。免許の条件に「準中型車(5t)に限る」「中型車(8t)に限る」とある人と準中型免許以上の人は運転できる。[1] |
| 必要な免許(法令) | 道路交通法施行規則第2条では、車両総重量3,500kg以上7,500kg未満は準中型自動車、どれにも当たらない物(車両総重量3,500kg未満など)が普通自動車。ガソリン車の車両総重量の数値は公式の資料に記載なし。車検証の「車両総重量」で確かめること。[3][4][5] |
| 車検の有効期間 | 道路運送車両法第61条と同施行規則第37条第3項第6号の「特種の用途に供する自家用自動車」に当てはめると、初回も2回目以降も2年(自家用の乗用車の初回3年とは違う)。RVテラスの条文の読み方で、実際の期間は販売店・運輸支局で確かめること。[3][4][5] |
どんな使い方に向くか(公式の打ち出しと数字から)
公式の打ち出しは「アクティブなユーザー向けのビッグカーゴ仕様」「荷物の多いアクティブなユーザーに適した一台」。数字を並べると、リヤのカーゴスペースはL1270×W1250mmで、跳ね上げ式のリヤハッチから出し入れでき、寝る時はL1270×W1800mmのハイマウントベッド(大人2名)になります。
乗車7名・就寝7名(バンク大人3名・フロア大人2名・ハイマウント大人2名)。水はガソリン車で給排水各20L、ディーゼル車で給水95L・排水100L(装備表)。冷蔵庫49L、サブバッテリー200Ah、2000Wインバーターチャージャーが標準で、冷房とFFヒーターはオプションです。
ディーゼル車は公式の注意書きどおり準中型免許以上が必要です。全長4,980mm・全幅1,910mm・全高2870 / 2910mm。駐車場の高さ・幅の制限がある所では、この数字で入れるかを確かめる必要があります。
この節の出典:[1]
公式の資料に記載が無かった項目
次の項目は、エー・トゥ・ゼット(AtoZ)の公式ページ(下の出典)に記載がありませんでした。推測の数字は書いていません。購入・レンタルの前に販売店で確かめてください。
- 車両総重量の数値
- 燃費
- ディーゼル・4WDの価格
- ソーラーパネル
- トイレ
- 温水
- 走行時の各席の向き・シートベルト
- オプションの価格
- 諸費用
- 収納の容量(リットル)
出典
- 株式会社エー・トゥ・ゼット「ANTHONY SPEND(車種ページ・架装部主要装備・主要諸元表)」 https://atozcamp.com/line-up/anthony-spend/(2026-10-18 に確認)
- 株式会社エー・トゥ・ゼット「同じページの「外装サイズ」「車内レイアウト・サイズ」の画像(書き起こし)」 https://atozcamp.com/system/wp-content/uploads/2024/01/sun.jpg(2026-10-18 に確認)
- e-Gov 法令検索「道路交通法施行規則 第2条(自動車の種類と車両総重量)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/335M50000002060
- e-Gov 法令検索「道路運送車両法 第61条(自動車検査証の有効期間)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000185
- e-Gov 法令検索「道路運送車両法施行規則 第37条第3項」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326M50000800074
値はメーカーの公式の表示どおり。仕様・価格は予告なく変わることがあります。「免許・車検の区分」の条文の当てはめはRVテラスの読み方で、実際は販売店・運輸支局で確かめてください。
この車の形:キャブコン
キャブコンの定義・見分け方・向いている人・大きさと価格の幅は「キャブコンとは」で、ほかの形との違いは基本の分け方の一覧で説明しています。



