撮影 CruiseAmerica / CC BY-SA 4.0CORDOBA CRUISE
TOY-FACTORY・標準架装費(車両代別)5,248,000円(税込)〜。ベース車両は購入者が自分で手配
写真はバンコンの形の一例(この車ではありません)。この車の写真はメーカーの許諾後に掲載します。
この車の要点
トイファクトリーが「優雅な二人旅」「贅沢な大人の二人旅」をうたう、ハイエース スーパーロングがベースのバンコン。就寝定員は2名に絞り、車体の後ろに常設のベッド(1,800×1,530mm)、その手前に水を使わないトイレ「クレサナ」の個室と、40Lの冷蔵庫・ステンレスシンクのキッチンを最初から備える。価格は架装(内装を作る費用)だけの表示で、ベース車両は買う人が自分で手配する方式。[1][2]
価格標準架装費(車両代別)5,248,000円(税込)〜。ベース車両は購入者が自分で手配
主な数字(公式の諸元)
外観とベース車
ベースはトヨタ ハイエースのスーパーロング。車両サイズは全長5,380mm・全幅1,920mm・全高2,285mm(公式の表記順は「5,380×1,920×2,285(mm)」)。車体を切らずに中を作り替える「バンコン」なので、外から見た形はハイエースのままです。
エンジンは2.7Lのガソリンと2.8Lのディーゼルの2種類、トランスミッションは6AT、駆動は2WDと4WDから選べると公式に書かれています。
外装で目立つのは、公式が「コルドバクルーズの特徴」とするルフトブルーの色。これは車体の色ではなく、室内のキッチン家具の外装の色として説明されています。
窓は高断熱アクリル2重ウィンドウ(網戸・シェード内蔵)が標準装備。ただしスライドドアの面とリヤゲートの面はオプションの扱いです。車体にはトリプル断熱ボディと、ボディ内部にセラミックコートを塗る輻射熱対策ボディが、アイコン表で標準として示されています。
室内のつくり(前から後ろへ)
公式のレイアウト図は「Drive Mode(走る時)」「Living Mode(くつろぐ時)」「Sleep Mode(寝る時)」の3つ。図を前から順に読むと、次のように並びます。
| 運転席・助手席 | 走る時は前向き。くつろぐ時は、運転席・助手席の背面を使う「ザ・バックシート」を展開し、後ろのセカンドシートと向かい合う対面式のダイネット(食事やくつろぎの席)になる(標準装備)。[1] |
|---|---|
| セカンドシート(運転席側) | 走る時は前向きの席。全席シートベルト付きで、運転席・助手席を含め前向きに4名が乗れ、チャイルドシートも付けられる。平らにするとエキストラベッドになる。[1] |
| キッチン(助手席側) | ルフトブルーの外装のキッチン家具。LEDエントランスライトとバタフライテーブル付き。上蓋式40L冷蔵庫とステンレスシンクを標準装備。[1] |
| トイレルーム(運転席側・後ろ寄り) | ウォーターレストイレ「クレサナ」とアクリルウィンドウを標準装備した個室。[1] |
| 常設リヤベッド(最後部) | 車幅方向(横向き)に大人2名が寝るベッド。大きさは L1,800×W1,530mm。下は最大900Lのラゲッジスペース。[1] |
| リヤ収納キャビネット(左右) | 左はシャッター扉付きで衣類が入る引き出し式ネットラック、右はLEDライトとオープンラック。[1] |
寝床(大きさ・人数・作り方)
キッチン・水回り・トイレ
| シンク | ステンレスシンク(標準装備)。水のタンクは車外から簡単に出し入れできると公式に記載。[1] |
|---|---|
| 水のタンク | 清水13L/排水13L(標準)[1] |
| 冷蔵庫 | 上蓋式40L。-15℃まで冷える(標準装備)。凡例ではサブバッテリーの12V電源で動く仕様。[1] |
| 電子レンジ | アイコン表では標準装備の色で示されているが、同じページの収納の説明には「オプションの電子レンジ設定時はキッチン側のスペースに配置」とある。標準かオプションかは購入時に販売店で確かめること。[2] |
| コンロ | カセットコンロ(アイコン表で標準)。[2] |
| トイレ | ウォーターレストイレ「クレサナ」(C1)を標準装備。凡例の説明では、水が要らないフィルムパック密閉式で、家庭ごみとして捨てられる。持ち運べる「クレサナX1」はオプション。[1] |
| シャワー・温水 | 公式の資料に記載なし |
電気
暖房・冷房・換気
収納
グレードと選べる装備
公式ページに書かれている選択肢は、エンジン(2.7ガソリン/2.8ディーゼル)と駆動(2WD/4WD)。グレードの名前の違いは公式の資料に記載なし。
| オプション(公式ページの説明・アイコン表) | 19インチTVシステム(前と左右に振れるTVスタンド。アルパインナビと接続する「マルチシアターシステム」も選べる)/クールコンプシステム/FFヒーター/大型ルーフベンチレーター/インバーター/ソーラーパネル/プラズマクラスター/ポータブルトイレ(クレサナX1)/スライドドア面・リヤゲート面のアクリル2重ウィンドウ[1] |
|---|---|
| オプションの価格 | 公式の資料に記載なし |
価格の内訳
乗車定員と就寝定員の違い
乗車定員は4名、就寝定員は2名。走る時は運転席・助手席とセカンドシートの4席がすべて前向き・シートベルト付き。寝る時の定員2名は常設リヤベッドの分で、セカンドシートを平らにしたエキストラベッド(L1,640×W900mm)は、公式では子どもや犬のベッドとして紹介されています。4人で乗って4人で寝る車ではなく、2人で泊まる車として作られています。
この節の出典:[1]
免許・車検の区分
| ナンバー | 8ナンバー(公式の諸元表に「ナンバー 8」)。[1] |
|---|---|
| 必要な免許 | 車両総重量が公式の資料に記載なし。道路交通法施行規則第2条では、車両総重量3,500kg以上7,500kg未満は準中型自動車、乗車定員11人以上は中型自動車で、どれにも当たらない物(車両総重量3,500kg未満など)が普通自動車。車検証の「車両総重量」で確かめること。[3][4][5] |
| 車検の有効期間 | 道路運送車両法第61条と同施行規則第37条第3項第6号の「特種の用途に供する自家用自動車」に当てはめると、初回も2回目以降も2年(自家用の乗用車の初回3年とは違う)。RVテラスの条文の読み方で、実際の期間は販売店・運輸支局で確かめること。[3][4][5] |
どんな使い方に向くか(公式の打ち出しと数字から)
公式の打ち出しは「優雅な二人旅」「贅沢な大人の二人旅」。数字で見ても、就寝定員は2名で、常設ベッド(1,800×1,530mm)は組み立て不要、トイレの個室と40Lの冷蔵庫、清水・排水13Lずつのシンクを標準で持ちます。2人で何泊かする旅を前提にした装備の並びです。
4名が前向きにシートベルトで乗れるので、日帰りの移動で4人乗ることはできます。泊まりで3人目が寝るのはエキストラベッド(L1,640×W900mm)で、公式は子どもや犬向けと説明しています。
全長5,380mm・全高2,285mm。駐車場の高さ・長さの制限がある所では、この数字で入れるかを確かめる必要があります。冷暖房(クールコンプ・FFヒーター)とソーラー・インバーターはオプションなので、夏・冬の車中泊を考えるなら、どれを付けるかで総額が変わります。
公式の資料に記載が無かった項目
次の項目は、トイファクトリーの公式ページ(下の出典)に記載がありませんでした。推測の数字は書いていません。購入・レンタルの前に販売店で確かめてください。
- 車両総重量
- 燃料タンクの容量・燃費
- サブバッテリーの容量(Ah)
- ソーラーパネル・インバーターの出力(W)
- 外部電源(家庭用コンセントからの充電)
- シャワー・温水
- グレードの名前の違い
- オプションの価格
- 諸費用
出典
- 株式会社トイファクトリー「CORDOBA CRUISE(車種ページ)」 https://toy-factory.jp/lineup/p40719(2026-10-18 に確認)
- 株式会社トイファクトリー「同じページの「主要諸元・装備品・オプション内容」のアイコン表とレイアウト図(画像を書き起こし)、アイコンの凡例PDF」 https://toy-factory.jp/common/pdf/TOY26_icon.pdf(2026-10-18 に確認)
- e-Gov 法令検索「道路交通法施行規則 第2条(自動車の種類と車両総重量)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/335M50000002060
- e-Gov 法令検索「道路運送車両法 第61条(自動車検査証の有効期間)」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000185
- e-Gov 法令検索「道路運送車両法施行規則 第37条第3項」 https://laws.e-gov.go.jp/law/326M50000800074
値はメーカーの公式の表示どおり。仕様・価格は予告なく変わることがあります。「免許・車検の区分」の条文の当てはめはRVテラスの読み方で、実際は販売店・運輸支局で確かめてください。
この車の形:バンコン
バンコンの定義・見分け方・向いている人・大きさと価格の幅は「バンコンとは」で、ほかの形との違いは基本の分け方の一覧で説明しています。



